『家、ついて行ってイイですか?』いつ病気になるかわからないから…短い間でもタワマンに住んでいる夫婦
#家、ついて行ってイイですか?
弟への溺愛を超えた愛! 小学生にして小姑になった2人の姉
東京都江戸川区の激安スーパーでスタッフが声を掛けたのは、お母さんと弟さんを連れた10歳の女の子、まなみちゃん。彼女のお家へお邪魔すると、そこには8歳の妹・あいりちゃんもいた。1歳の弟・しょうた君を含め、3人姉弟のようだ。3人は家で、よくかくれんぼをして遊んでいるらしい。
「異性で歳が離れたからなのか、(姉2人はしょうた君を)すごい溺愛してますね。3人目は男の子が欲しいなあと思っていながら、7歳と9歳で歳開いちゃったんで」(お母さん)
まなみちゃんとあいりちゃんは、家の手伝いをよくしてくれる。しょうた君をお風呂に入れるのも、寝る前に絵本の読み聞かせをしてあげるのも、彼女たちが担当する仕事だ。つまり、弟に対してだけでなく母への愛も大きい。家の壁には、まなみちゃんがお母さんに宛てた手紙が貼ってあった。
「ママへ さいきんママがんばりすぎだよ 私、心配だよ ママ、私いつもより手伝う だから無理しないでね。」
いたずらするしょうた君に気付くと家事を止めて構いに行く母を見て、彼女は心配した。まなみちゃんは弟ができて変わったという。
お母さん 「まなみは実は、昔は結構……問題児ってほどではないけどね、すぐいじけちゃう性格だったんですよ。小学1~2年生のときは担任の先生が注意をするとへそ曲げちゃって授業が受けられなかった。本当、変わりました」
――どうして素直に聞くようにしたんですか?
まなみ 「お母さんがしょうちゃんができて忙しくなったりしたから、困らせちゃいけないなと思って」
お母さん 「そこからすごいガラッと変わって、自ら勉強するようになったし、お手伝いも自らやってくれるし」
2人の姉は弟が欲しいとずっと思っていた。つまり、お姉ちゃんになりたかったのだ。
あいり 「みんな弟や妹がいたから、可愛さを味わってみたいなと思って。しょうたが生まれたときが1番心に残った印象ですね」
まなみ 「天使だと思いました!」
あいり 「すっごく嬉しくて、言葉も出ませんでした。家族の癒しで、何か嫌なことがあったらすぐしょうたに……(泣)」
まなみ 「慰めてもらうね……泣いてる(笑)」
お母さん 「涙出ちゃうほど、しょうた好きなんだもんね」
あいり (泣きながらうなずく)
まなみ 「学校でも、ずっとしょうたのことばかり考えてる」
あいり 「それだね(泣)。家帰ったら、すぐしょうたにギューしてもらう」
まなみ 「『おかえり』言ってくれるんだよね。だから、それで嫌なこと吹っ飛んじゃう」
10歳差、8歳差の弟だから、本当に可愛いのだろう。こんな2人の姉に可愛がられ、しょうた君はどんな風に育つのだろう?
まなみ 「優しくて、たくましくて、人を助けられる男の子になってほしい」
あいり 「ジャニーズ入ってほしいね。今、こんな可愛いんだからなれると思う」
大丈夫か? 度を越した甘やかしぶりだ。将来、しょうた君はシスコンにならないだろうか……。
――もし、しょうた君に彼女ができたらどう思う?
あいり 「私たちが許可するまでは、絶対に彼女は付き合いはさせない」
まなみ 「私は、しょうたが選んだ人なんだから『絶対、幸せにしてあげて』って言う」
あいり 「言葉遣いとか悪い人はちょっと避けましょう」
まなみ 「うん、避けようね」
厳しい。厳しすぎるお姉ちゃんたちだ。この歳から、もう小姑! 溺愛というレベルを超えており、「彼女だなんてお姉ちゃんたちが許さないわよ!」と言い出してもまるでおかしくない。しょうた君には茨の道が待ち受けてそうだし、彼と交際する女性も大変である。
もしこの番組が続いていたら、20年後にしょうた君がどんな風に育ったかを見てみたい。そして、この3人の関係がどんな風になったかも確認してみたい。この日は「〇〇に熱く打ち込む人SP」だったが、2人の姉が熱く打ち込んでいるのはしょうた君である。
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