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ジャニーズ、緊急事態宣言下の北海道でのコンサート強行に大批判! NEWS小山慶一郎の余計な一言でさらに悪化!

公式サイトより

 緊急事態宣言下の北海道・札幌における大型コンサートの連続開催を行っているジャニーズ事務所に対し、不信感を持つ北海道民が増加しているという。

 新型コロナウイルス感染者が急増している北海道では、5月16日に緊急事態宣言が発令され、その後6月20日までの緊急事態宣言の延長が行われている。そんな中、ジャニーズ事務所は5月15日と16日、札幌市の南区にある真駒内セキスイハイムアリーナにてアイドルグループ・NEWSのコンサート『NEWS LIVE TOUR 2020 STORY』を敢行。さらに5月29日と30日にはSexy Zoneのコンサート『Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH』を行った。

 5月28日には6月20日までの緊急事態宣言延長を受け、北海道の鈴木直道知事が会見を行い「感染者数の減少傾向を確実なものにしていくため6月20日までの間、今一度みなさまのご理解ご協力を心からお願いします」と発言。飲食店や大型集客施設への休業・時短などの養成は継続。さらに新たな水際対策として、他都府県からの来道を極力控えるように呼びかけた。

「知事が会見を行った次の日から2日連続でアリーナコンサートを行ったということで、北海道民の顰蹙を買った形となっています。真駒内セキスイハイムアリーナは1万人のキャパシティを持つ会場ですから、単純計算してコロナ対策で半分のキャパシティだったとして、2日間の3公演で各5000人ほどが訪れたということになりますから。こんな大規模なコンサートともなれば、北海道以外からの客がたくさん来ているのは間違いないですから」(芸能事務所スタッフ)

 5月15日に行われたNEWSのコンサートでは、メンバーの小山慶一郎がコンサートに参加したファンに、帰り道に飲食店などに寄り道をしないよう注意喚起するも、ネットで批判を浴びるという事態に陥っている。

「ライブに参加した人によると、小山さんが“外に出たら意地悪なことを言われるかもしれない”とした上で、寄り道をしないように呼びかけたというんです。しかし、この“意地悪”という表現は間違っているのではないかと地元民からブーイングが起こり、北海道の切迫した状況がわかっていない、と大顰蹙を買う結果となったのです」(週刊誌記者)

 そんな中、6月2日にはジャニーズ事務所が公式サイトにて、ジャニーズグループ主催公演について「政府並びに各都道府県で定められているイベント開催に伴う要件に沿って実施いたします」と発表。「これまで、緊急事態宣言を公演開催の基準としてまいりましたが、今後は、イベント開催要件を基準に実施することといたします」と発表しているが、これについてもネットにて「緊急事態宣言中にその地域でコンサートやってませんでした?? あれ、もしかして実は北海道って緊急事態宣言出てなかったの?」「北海道では先週末も緊急事態宣言中に道立施設で公演を強行開催してましたよね?」といったツッコミの声が続出している。

「ジャニーズアイドルといえば4月26日、北海道にツアーのため訪れたTravis Japanの吉澤閑也が到着後に発熱して札幌公演が中止。その後、吉澤を含める6人とマネジャー1人の新型コロナウイルス感染が発表されています。そういったこともあっただけに、慎重な姿勢を求める北海道民の声に耳を傾けるべきなのでは」(同上)

 5月30日にはKing & princeが全国アリーナツアー『CONCERT TOUR 2021~Re:sense』を行うことを発表。9月17~19日には真駒内セキスイハイムアリーナにて計5公演が行われることのことだが、その頃には新型コロナウイルス感染が収まっていることを祈るばかりだ。

ふじかわきょうこ

最終更新:2021/06/04 09:30
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