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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > おいでやす小田の”大声ツッコミ”は経験のたまもの!

おいでやす小田の”大声ツッコミ”はシンプルさに隠された経験のたまもの! 今最も熱い芸人の高度なテクニックを元芸人が解説

ただ大声を出せばいいわけじゃない、会社でも使える?プレゼン術

 大声と大きな声は違う。おいでやす小田のつっこみを思い出してもらえれば分かると思うが、ただ大声で叫んでいる人は必死に見えてしまい、言葉に悲壮感が漂う。悲壮感が出ている人間に投票する人はほぼいないだろう。

 大声を余裕で出しているように見せ、大きな声にしなければいけないのだ。

 大きな声は自信があるように見える。顔の表情は普段と変わらず、声量だけ80%で出す。なかなか高等技術だが、芸人をはじめ、舞台俳優などはいとも簡単にやっているので難しいことではない。細かいテクニックもある程度教えたが、とにかく声を意識してコンテストへ臨むよう伝えた。

 僕の依頼者はその大会で見事に優勝した。作戦勝ちだ。

 もし会社でのプレゼンがうまくいかない人はぜひ参考にしてほしい。

 まずは大声を出せるように喉を鍛え、羞恥心をなくし、そして大声を大きな声に変換する。
アドリブで話すのではなく、台本を作成して覚える。文章を読み上げているようなプレゼンをせず、今あたかもアドリブで話しているかのようにプレゼンする。

 これが出来たら人の耳も心も惹きつけられ、徐々に結果に現れることだろう。

 もしもっと具体的に教えてほしい方はぜひご一報ください。最後に自分の宣伝を入れつつ、今回のコラムを終わろうと思う。

 いつの時代も大声は面白い。

檜山 豊(元お笑いコンビ・ホームチーム)

1996年お笑いコンビ「ホーム・チーム」を結成。NHK『爆笑オンエアバトル』には、ゴールドバトラーに認定された。 また、役者として『人にやさしく』(フジテレビ系)や映画『雨あがる』などに出演。2010年にコンビを解散しその後、 演劇集団「チームギンクラ」を結成。現在は舞台の脚本や番組の企画などのほか、お笑い芸人のネタ見せなども行っている。 また、企業向けセミナーで講師なども務めている。

Twitter:@@hiyama_yutaka

【劇団チーム・ギンクラ】

ひやまゆたか

最終更新:2021/06/03 17:00
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