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野村彩也子、斎藤ちはる、井上清華… 各局若手エースアナ候補に吹き荒れた「強い逆風」

野村彩也子、斎藤ちはる、井上清華… 各局若手エースアナ候補に吹き荒れた「強い逆風」の画像1
野村彩也子 TBS 公式サイトより

 飛躍が期待された各局のエースアナ候補たちが、強い逆風にさらされている。

 入社2年目で大きく飛びしたと思われたのが、狂言師・野村萬斎を父親に持つTBSの野村彩也子アナ。レギュラー番組はなんと地上波8本、ラジオ1本という異例の本数だ。

「エースアナとして育てようという局の方針が露骨に見て取れます。しかし、人気のバロメーターであるインスタグラムのフォロワー数はわずか4.3万人程度で、いがいと伸びて来ない。同じ2020年入社のフジ・渡邊渚アナの9.5万人に大差を付けられてしまっています。出演している『ひるおび!』では噛みまくるのがお約束となっており、視聴者に『アナウンス技術の低いコネアナ』の印象を持たれてしまっているのも、ブレイクできない要因になっているのでは」(女子アナウォッチャー)

 また入社3年目組では、依然としてテレビ朝日の斎藤ちはるアナの注目度が高い。

「朝の高視聴率情報番組『モーニングショー』のサブMCを務め、元乃木坂46という肩書から同局の女子アナでは、弘中綾香に次ぐ知名度を獲得しています。ところが、4月にJ-CASTニュースが行った『嫌いな司会者』アンケートでは、アクの強いコメンテーターの印象に引っ張られたのか、坂上忍と宮根誠司に挟まれた2位にランクインという意外な結果が報告されています。また、彼女は4月16日発売の『FRIDAY』(講談社)で、“山崎育三郎似のイケメン”とのデート現場を報じられたのですが、本人は週刊誌にマークされていたことにショックを受け、『引っ越したい』とすっかり意気消沈です」(テレビ関係者)

 そして、4年目アナの出世頭と目されていた、フジの井上清華アナも急失速気配。

「4月発売の『週刊文春』(文藝春秋)にて、複数の同局アナが美容院のステマ疑惑を報じられました。この件について、5月28日、遠藤龍之介社長は『社員就業規則に抵触する行為が認められました』と説明。『対価性があるのではと疑われるような行為』と認めていますから、報じられた女子アナたちには、何らかの処分が予想されます。とりわけ、井上アナは1回あたり2万円とも言われるサービスを45回程度、計90万円分を無料にしてもらっていたとされ、その厚顔ぶりに好感度がダダ下がりとなってしまっていますから、この春より『めざましテレビ』キャスターに抜擢されたのも束の間、早晩、番組を外されることになるかもしれません」(前出・週刊誌記者)

 出る杭は打たれるのが女子アナの世界。また昨今は、水卜麻美アナや山﨑夕貴アナのように、実力をつけた女子アナが結局、人気になるケースも多い。スタートダッシュが良いほど、落とし穴も深くなりそうだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/05/31 20:00
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