大谷翔平と狩野舞子の交際説　証拠もなく、信憑性が低くても報じられてしまう事情

　メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属し、アメリカンリーグのホームラン王争いを繰り広げている大谷翔平。二刀流を実現しながらの快挙に、世界の野球ファンたちが熱狂している。

　そんな大谷について、にわかに盛り上がりを見せているのが、元バレーボール日本代表選手の狩野舞子との熱愛疑惑だ。

　これまで大谷には熱愛の噂はほとんどなく、唯一具体的な名前が上がった相手が狩野だ。

「熱愛の噂といっても、証拠となるような情報はほとんどない。お揃いのブレスレットをしていたという話や、狩野が大谷の出場していた試合を観ていたなどといった話、共通の知人がいるなんていう話があるだけなんです」（週刊誌記者）

　この情報について、『週刊文春』2021年5月6日・13日号（文藝春秋）が2人の父親に直撃取材を行っているが、特に新たな情報は出ていない。また、『女性セブン』2021年6月10日号（小学館）も2人の熱愛疑惑を報じているが、噂の域を出るものではない。

「どの媒体も大谷の熱愛をスクープしようと躍起になっているのは事実。少ない情報のなかで、唯一可能性があるのが狩野だというのも間違いない。本当に2人が交際していたら、さわやかなアスリートカップルとして話題性も大きいだろうし、文春も女性セブンも“本当であってくれ”という願いを込めて、報じているのでしょう。これが事実ならともに“先に報じていた”ということになって、取材力の高さをアピールできますしね」（同）

　過去には、いくつかの芸能マスコミが、地方局で活動する年上フリーアナとの熱愛疑惑を取材していたこともあるという。

「野球選手とアナウンサーという定番カップルということもあり、たしかに噂が浮上したこともあります。しかし、結局こちらも具体的な話が出てくることはなく、信ぴょう性の低い情報だった可能性が高い。とにかく大谷周辺には恋愛関係の話が皆無に等しい。当分結婚もなさそうだというのが、現実的な見方でしょうね」（同）

　とはいえ、松坂桃李と戸田恵梨香や、星野源と新垣結衣など、ほぼほぼノーマークのところからいきなり結婚する有名人も少なくない。芸能マスコミも、大谷に出し抜かれないよう、必死に取材をしているということなのだ。

田井じゅん（エンタメウォッチャー）

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん