「町中華」でも、どこか新しい…ノスタルジックな味わいの名店再現系カップ麺3選!
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「激辛」や「二郎系」など、カップ麺では派手な味の商品が注目されがち。ですが、老舗の味、昔ながらの味を再現した商品も根強い人気を得ています。カップ麺は、味の極端さだけが魅力ではありません。
今回は、最近発売されたカップ麺のうち、ノスタルジックな味わいの名店再現系カップ麺を3品ご紹介します。
たっぷりニラと辛味のアクセント! サンヨー食品「THE町中華 やじ満監修 ニラそば」
まずは、エースコックの「THE町中華 やじ満監修 ニラそば」220円(税別)。東京・豊洲市場にある市場関係者向けの老舗食堂、「やじ満(ま)」の「ニラそば」を再現したカップ麺です。豊洲に市場が移る以前は築地にお店があり、その歴史はなんと70年以上。築地市場を支え続けた名店です。
最近はテレビ番組や雑誌、インターネット等で、昔から続く地域に根ざした大衆的な中華店を意味する「町中華」という言葉をよく聞くようになりました。
この商品は、その町中華に焦点を当てた「THE町中華」シリーズの第2弾商品。「ニラそば」は、もやしそば(サンマーメン)などと並び、町中華の代表的な麺料理のひとつ。ノスタルジックな味わいが期待できそうです。
とろみのついた醤油味のスープに、麺両面のつるみと弾力が特徴の縮れ麺を合わせています。ニラがたっぷり入っているのも特徴。鶏と豚の旨みをベースに、玉ねぎの風味を効かせており、塩気は控えめ。
アクセントとして豆板醤の辛みを効かせており、ピリ辛以上に辛いです。スープの色だけ見ているとあまり辛いようには見えないのですが、実は結構辛くて、具のニラと合わせてスタミナ系の味になっています。市場関係者御用達なので、重たいものをたくさん運んで疲れた体が回復しそうな味が人気なのでしょうね。
スープにはとろみがつけられていて、麺との一体感を高めています。つるみが強くて弾力のある麺は主張が強めですが、とろみのついたスープがしっかり絡むことでうまく調和されていました。
具として入っているのはたっぷりのニラ、そしてきざみ玉ねぎと挽肉。スープの辛味とニラの香ばしさが妙にクセになる味わいでした。これだけたくさん入っていると、しっかりスタミナがつきそうです。
普通のラーメン店やいつものカップ麺ではなかなか味わえない、「町中華」ならではの懐かしい味わい。「THE町中華」シリーズは次回以降どんな懐かしい味が楽しめるのか、今後も楽しみです。
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