坂上忍、五輪が開催されそうな雰囲気に喧嘩腰批判「喧嘩売られてるような気になって。買いますよ」
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27日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では2カ月後に開催がせまる東京オリンピック・パラリンピックについて特集。MCの坂上忍が大会開催に苦言を呈した。
31日に期限を迎える東京大阪など9都道府県を対象とする緊急事態宣言の延長が調整される中、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長は、26日理事会で「(コロナ禍という)世界共通の課題に挑戦し世界に発信しレガシーとして後世に残していくことが指名である大会でもあります。残り2カ月万全な準備を行い大会を成功させたい」と改めて強い決意を表明した。
坂上は、この発言について「大会組織委員会って言うくらいだから、開催するために尽力をする方々なわけですから、いいんですけど……」と前置きしつつも「“レガシーとして後世に残し”とか、この状況下で綺麗事いらないんですよ。それよりも今出てる情報じゃ足りないんで、なんで(開催)できるのかっていうのを事細かに説明してくれないと」と不満気に語り「逆にレガシーという言葉でイライラしちゃう」と発言通り苛立っている様子を見せた。
また、番組では国際オリンピック委員会(IOC)の最古参であるディック・パウンド委員の発言について報じ、「週刊文春」(文藝春秋)の単独インタビューでの「仮に菅首相が中止を求めたとしても、それはあくまで個人的な意見に過ぎない」という言葉に坂上は「ほお? 買いますよ? なんか喧嘩売られてるような気になって。買いますよ」と喧嘩腰。
イギリス『イブニングスタンダード』紙での「アルマゲドンに見舞われない限り五輪は開催する」という衝撃発言には「この人達は日本人がいくら死のうが、選手の方々がいくら感染しようが、自分たちの利益が守れれば大丈夫ってことだと、僕はそういう風に受け止めてる」と呆れ果てたように淡々と述べた。
さらに「週刊文春」での発言を指し、「こんなこと言われて菅総理なんて怒んなきゃダメだよ。舐めててんじゃねーぞって。こんな言われ方される必要もないんだから」と息巻いた。
話題は、アメリカの医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に、感染対策は不十分と指摘する論文が掲載された「プレイブック」へ。
大会に参加する選手や関係者に向けた行動規則集「「プレイブック」は2月に初版が発表され4月には2版が公表されている。今後も更新される予定なのだが、坂上は「使い物にならない」と一蹴。「2カ月切ってこのままにしている所が(選手や関係者の外部との接触を遮断する)バブル方式なんてザルにしかならない」と厳しく非難した。
最後には「このまま強行開催するのであれば、きつい言い方したら、オリパラやってそのあと、もう一回緊急事態宣言発令せざるを得なくなった場合は、菅さんも小池さんも辞任しますくらいのこと公言したうえでやるんだったら、まだ、こんなあいまいなやり方してても“そこまで言うんだったら”って気になる人もいるかもしれないけれども、僕はそのくらいのことがない限り納得できないですね、この状況では」と痛烈な批判で締めくくった。
坂上の怒涛のオリンピック批判に視聴者からは「開催したら報道するの?」と疑問の声も上がっていた。
実際に開催された時の坂上の報道姿勢も気になるところだ。
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