木村拓哉、大河に続いて米大作ドラマ主演も逃した? “不運続き”との声も出るワケ
#木村拓哉 #真田広之 #大河ドラマ #Shogun
真田広之が、米FX製作のドラマ『Shōgun』(原題)で主演を務めることが明らかになった。
これは、英作家ジェームズ・クラベルが1975年に発表した小説を原作に米NBCで80年に制作・放送されたテレビドラマ『将軍 SHOGUN』のリメイク作品。17世紀に日本に漂着し、徳川家康の外交顧問を務めることになったイングランド人航海士のウィリアム・アダムス(和名・三浦按針)のエピソードがモデルとなっており、NBC版はアメリカで高視聴率を記録し、エミー賞にも輝いた。また、日本が舞台ということで、三船敏郎、島田陽子、フランキー堺ら多くの日本人俳優が出演したことでも知られる。
今回のリメイクは2018年に製作が発表されていたが、これが難航。あまりの遅れにより、脚本家が途中降板するなどの事態も起こった。しかし昨年1月になって、2016年の実写版『ジャングル・ブック』で知られるジャスティン・マークスらが脚本/エグゼクティブ・プロデューサーとして登板することが決定。そして今月、ようやく第一弾キャスト発表となり、真田広之と、映画『レディ・マクベス』などのコズモ・ジャーヴィスの出演が明かされた。3人の主人公のうち、徳川家康をモデルにした吉井虎長を真田が、三浦按針をモデルにしたジョン・ブラックソーンをジャーヴィスが演じるという。
もうひとりの主人公となる、細川ガラシャをモデルにした戸田まり子を誰が演じるかはまだ不明だ。他にも多くの日本人キャストが登場すると見られ、本邦でも大きな話題を呼びそうだが……。
「木村拓哉は残念でしたね。虎長役は当初、木村にオファーがあり、快諾していたと言われています。しかし製作が遅れに遅れたため、木村も撮影スケジュールを確保できなくなり、泣く泣く降板せざるを得なかったとか。今回、まり子役を同時に発表できなかったのも、この製作の遅れが原因でキャスティングが難航したからのようです。
リメイク版では日本人視点にも力を入れるとされており、今回の発表では真田のほうがジャーヴィスより名前が先に出ていた。木村が出演していれば、もっと大騒ぎになっていたことでしょう」(映画ライター)
木村といえば、23年のNHK大河ドラマで主演を務めると一部で囁かれていたものの、これもふたを開けてみれば嵐の松本潤の主演作『どうする家康』だった、ということもあった。
「この“木村大河”は、司馬遼太郎の『関ヶ原』をもとに、石田三成を主人公に据えた作品で、井上由美子の脚本だと具体的に報じられたこともあった。
しかし実際に決まったのは、家康を主人公にした古沢良太のオリジナル脚本。松本が大河の話を聞かされたのは2020年11月と、発表のおよそ2カ月前というタイミングで、しかも即答はしなかったようですから、『どうする家康』は急きょ決定した可能性があり、嵐の復活を見据えて、ジャニーズ事務所が松本主演をゴリ押したからではとの噂もある。
これが事実であれば、木村は大河も米ドラマも、本人の意思とは関係のないところで出演を逃してしまったことになりますね。しかも、『Shōgun』では家康をモデルにした役どころを演じる予定だったのに、大河を家康役の後輩に奪われたとなると、なんとも皮肉というか……」(芸能誌記者)
役者としての評価を上げたフジテレビ系スペシャルドラマ『教場』シリーズでも、今年1月に放送された『教場II』では、伊藤健太郎の不祥事により急きょ代役を立てて撮り直しが行われたと報じられた。今年9月に公開予定の主演映画『マスカレード・ナイト』で“不運続き”を払拭してほしいものだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事