大関・朝乃山のキャバクラ通い報道で露呈した番記者の呆れた“ごっちゃん体質”
#大相撲 #朝乃山 #キャバクラ #大関
大関・照ノ富士の2場所連続優勝で幕を閉じた大相撲の夏場所だが、場所中に世間を騒がせたのは場所中の13日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が報じた、大関・朝乃山の場所前のキャバクラ通い報道だった。
同誌によると、4月30日、朝乃山は男性2人を伴い、午後10時過ぎに東京・神楽坂のキャバクラに入店し、店を出たのは深夜1時過ぎ。
また、夏場所初日を2日後に控えた5月7日にも男性はタクシーに同乗して西麻布のキャバクラへ向かい、深夜3時過ぎに店を後にしたというのだ。
この報道で、日本相撲協会の新型コロナウイルス対策のガイドライン(不要不急の外出禁止)に違反したことが発覚。20日の12日目から謹慎休場。
各スポーツ紙によると、現在はコンプライアンス委員会が事実関係を調査中。処分案がまとまり次第、理事会で正式な処分が決定するという。
また、23日の夏場所の千秋楽では日本相撲協会の八角理事長が協会あいさつでこの問題にに言及。「違反行為により大関が休場したことは大変遺憾」と述べたのだ。
「現在はコンプライアンス委員会が事実関係を調査中。処分案がまとまり次第、理事会で正式な処分が決定するが、朝乃山の処分は6月になる見通しで、7月の名古屋場所はカド番になることが有力。とはいえ、『出場停止』の懲戒処分が有力視されており、名古屋場所は出場できないので、大関からの陥落が決定的な状況。日本人力士の横綱候補筆頭に浮上していただけに、非常に残念な結果となってしまった」(スポーツ紙デスク)
同誌の報道によると、5月7日、西麻布に行く前、朝乃山は神楽坂に到着。4月30日にと同じ店に行こうとしていたようだが、同誌の張り込みに気づいた朝乃山の番記者をつとめる一部スポーツ紙の社員が取材班の車のドアをこじ開けドスを利かせた声で、「お前ら週刊誌だろ! こっちは素人じゃねぇんだよ」などと恫喝。
後部座席に体を突っ込み、巻き舌で威勢よく叫ぶ男性に対して同誌の記者が、「あなたこそ誰ですか?」と問いただすと急に無言になり、逃げるように朝乃山のタクシーに乗り込み西麻布に向かったというが、記者の所属先もしっかり報じられてしまった。
後日、記者が所属するスポーツ紙に同誌が問い合わせると、朝乃山との会食は否定したというが、番記者の“ごっちゃん体質”は相変わらずだという。
「書かれた記者のスポーツ紙は1紙だけやたら記事が小さかったが、〟身内の恥を報じられたので仕方ないこと。特定の力士に食い込んだ番記者は、金を持っている力士に飲食代などををおごってもらうのは当たり前。それどころか、スキャンダル対策やもみ消しまでするようになる。とはいえ、そこまでしないと特定の力士に食い込めないというのもあるが、報道陣のも力士と〝共犯〟になっている限り、この体質は今後も変わらないだろう」(相撲担当記者)
朝乃山は厳重な処分を受けることになりそうだが、番記者にどのような処分が科せられるのかも注目される。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事