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菅政権、側近からの批判でついに崩壊前夜か? 安倍晋三“首相復帰説”の陰謀論も

菅政権、側近からの批判でついに崩壊前夜か? 安倍晋三首相復帰説の陰謀論もの画像1
「週刊文春」(文藝春秋)公式サイトより

今週の注目記事・第1位「日本医師会『中川会長』は<不要不急の外出>で噂の女性と接触し……」(『週刊新潮』5/27日号)

同・第2位「朝乃山裏切りの深夜キャバクラ常習犯」(『週刊文春』5/27日号)

同・第3位「直撃 ロッテ・清田育宏 復帰早々の不倫デート」(『フライデー』6/4日号)

同・第4位「東京五輪7月開催『賛成』か『反対』か スポンサー71社の回答」(『週刊ポスト』6/4日号)

同・第5位「菅政権、壊れた、閣僚5人がNO!」(『週刊文春』5/27日号)

同・第6位「元小結『竜電』の口止め料『1500万円』に不倫相手が<待った>」(『週刊新潮』5/27日号)

同・第7位「『眞子さま』『佳子さま』が耳をふさぐ『国民の怒り』」(『週刊新潮』5/27日号)

同・第8位「<有名病院>医療従事者ワクチンを横取り接種した『2兆円企業』会長」(『週刊文春』5/27日号)

同・第9位「徹底検証五輪中止・延期『本当の収支決算』」(『週刊文春』5/27日号)

同・第10位「和歌山地検が裁判員裁判に向けて進める須藤早貴被告の『悪印象』固め」(『フライデー』6/4日号)

同・第11位「灘高卒の息子と教育ママに殺された元銀行マン父の孤独」(『週刊文春』5/27日号)「なぜ『父殺し』は起こったか『ALS嘱託殺人医師』独善の原点」(『週刊新潮』5/27日号)

同・第12位「IOC貴族と<日本人奴隷>」(『週刊文春』5/27日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代が休み。

 ハラが立つな~、IOCやJOCの五輪貴族たちが、チャーター便で札幌へ視察に行ったり、聖火リレーのランナーの健康チェックシートを確認する程度のためにタクシーを丸1日雇って何とも思わないそうだ。

 先週のポストによれば、東京五輪が開催されれば、バッハIOC会長や各競技団体の幹部たちのために、「The Okura Tokyo」など4つの超高級ホテルを全室リザーブしてあるそうだが、1泊300万円のスイートに泊まっても、IOC側の負担は1泊400ドルまでで、後は組織委が負担することになっているという。

 また感染防止のために、選手たちは当然だが、大会関係者の移動まで、「新幹線一車両貸し切り」「航空機はチャーター便」だそうだ。

 文春でも、札幌で行われたマラソンのテスト大会の視察に訪れたIOCのセバスチャン・コー委員を含めた五輪貴族たちの移動は、JALのチャーター便だったと報じている。

 その一方で、聖火リレーに携わるスタッフたちは、休日はほとんどとれずに、食事も睡眠もろくに取れない奴隷のようだというのだ。

 一体誰のための五輪なのだといいたくなる。

 ところで、5月12日、京都府警は医師の山本直樹容疑者と大久保愉一容疑者、さらに山本の母親・淳子を共謀の容疑で逮捕した。

 山本と大久保は、2019年11月に、難病の筋委縮性側索硬化症(ALS)の女性に薬物を投与して、安楽死させた嘱託殺人罪で逮捕・起訴され、公判を待つ身である。

 文春、新潮ともに、衰弱している父親に、主治医が胃ろうの処置を取ろうとしたところ、山本が「長生きさせてどうする」と拒否し、父親を退院させて、その日に殺したと報じている。

 だが私は、ALS患者の女性を安楽死させたのと同様、父親を苦しませずに安楽死させたので、一般的な殺人事件とは分けて考えるべきではないかと思っている。

 私の父親は弱ってきても飯だけは自分でつくり、あちこちこぼしながら食べていた。だが、何度も誤嚥性肺炎を起こしたため仕方なく入院させた。

 担当の若い医者は、何度も「胃ろうをやりましょう」といってきたが断った。老いた父には食べることしか楽しみがなかったからだ。だが、病院では、胃ろうをして、早く病院から出したかったのだ。

 ついに胃ろうを付けることに同意してしまった。すると父親はみるみる元気を失い、寝たきりになって、3か月後に亡くなってしまった。今でも、あのとき胃ろうにしなければ、もう少し元気でいられたのにと後悔している。

 山本がいったのとは少し違うと思うが、胃ろうで植物人間のように生きていくならという思いがあったのではないか。だから殺していいとはいわないが、ALS患者を殺した犯人が父親も殺していたと、連続殺人魔のように非難するのではなく、安楽死について真剣に考えるきっかけにしなくてはいけないと思うのだが。

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