キャバ通いの朝乃山の処遇は? 強引裁定で無理やり場所を盛り上げた大相撲の現状
#大相撲 #朝乃山 #キャバクラ
大相撲5月場所は、今場所から大関復帰を果たした照ノ富士の2場所連続優勝で幕を閉じた。鶴竜は先場所で引退し、白鵬も初日から休場して、横綱不在となった5月場所。度重なるケガから復活し、圧倒的な強さを誇る照ノ富士を止めるには、“周囲のサポート”も必要だった。
終わってみれば予想通りの結果となったが、そこに至るプロセスは複雑だった。横綱不在の今場所は日本人大関の優勝のチャンスだったが、全勝街道を突っ走る照ノ富士とは対称的に、正代と朝乃山は序盤から勝ったり負けたりの相撲が続き、貴景勝も9日目に2敗目を喫して優勝争いから後退。千秋楽を待たずに優勝が決まりそうな展開だったが、それに待ったをかけたのは“土俵下”だった。
照ノ富士は11日目、妙義龍を土俵に転がしたが、審判団から物言いが付き、「マゲを掴んだ」として反則負け。さらに13日目、優勝争いに食らいつく遠藤との一番は、一旦は照ノ富士に軍配が上がったものの、行司差し違えで敗れた。
「反則負けを告げられた照ノ富士が、『信じられない』といった表情だったのは、自身の経験があるからでしょう。2017年の春場所で、照ノ富士は稀勢の里に逆転優勝を許しましたが、千秋楽の直接対決で、稀勢の里が照ノ富士のマゲを明らかに掴んでいたものの、お咎め無しでした。新横綱・稀勢の里の優勝を誰もが願っており、マゲ掴みはなかったことにされたのです。
また、遠藤との一番も微妙でした。ビデオを見ると、先に手が付いたのは確かに照ノ富士ですが、遠藤の体は浮いており、勝負は付いていました。『顔から落ちろ』は相撲界の教えですが、首を痛めれば力士生命は終わりですし、脳にダメージを受ける可能性もあります。少なくとも取り直しで良かったでしょう。あの場面で審判団は3分以上も協議しました。もし軍配通りなら照ノ富士の優勝だったので、盛り上がりを考えたと言われても反論はできないはずです」(相撲ライター)
先頭を突っ走る照ノ富士を止めるためには手段を選ばなかった相撲協会。その一方では、大関・朝乃山が醜態を晒した。週刊誌にキャバクラ通いを報じられ、一度は「事実無根」と突っぱねたものの、その後一転して事実を認めた。
「学生相撲出身の朝乃山はマジメなタイプと見られていただけに、キャバ通いの報道には驚きました。そもそもキャバクラは貸し切りではなかったようですし、何でバレないと思ったんでしょうか。体が大きいのが目立つのは言うまでもありませんが、力士は鬢付け油の香りがするので、すぐに『この匂い、何だろう?』と思うのが周囲の自然な反応です。
同じくキャバ通いがバレた阿炎が3場所の出場停止処分でしたから、そこが最低ライン。大関陥落は確定です。大関という地位ですし、事情聴取に対して一度は『事実無根』と言い訳したのも見苦しすぎる。処分は相当厳しいものになるでしょう」(週刊誌相撲記者)
モンゴル勢をヒール扱いするのも、いい加減に限界が近づいているようだ。
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