かまいたち、先輩に噛みつきアイドルにイジられる絶妙なポジション 大阪から東京へ進出する芸人たちの連鎖
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かまいたち・濱家「日向坂全員で俺を壊しに来てんのか」
対するかまいたちの濱家隆一は、かつては礼儀などに厳しい”劇場番長”のような存在として後輩に恐れられていたという。しかし、東京進出後は周囲からイジられるなど、まったくキャラクターが変わってしまったのだとか。見取り図の盛山晋太郎は言う。
「いま濱家さんってものすごい東京でイジられてるじゃないですか。ホンマ僕ら大阪の後輩からしたら、(濱家さんは)フリーザなんですよ。フリーザが急に子犬とかかわいがってる感じになってるんですよ」(『あちこちオードリー』テレビ朝日系、2021年5月12日)
濱家がイジられる相手は幅広い。かまいたちがMCを務める20日の『かまいガチ』(テレビ朝日系)には、日向坂46の加藤史帆が出演。濱家はいつものように加藤からイジられていた。
これまで同番組で、加藤は日向坂メンバーの佐々木久美と濱家を恋愛関係にしようとしてきた。もちろん、“恋のキューピット”のように振る舞う加藤とそれに振り回される濱家という構図は、一種のコントのようなものだ。
今回、加藤は登場するなり「濱家さん、ごめんなさい」と謝罪。「佐々木久美さんの一番好きな人は、見取り図のリリーさんでした」と続けた。そんな彼女が「本命のメンバー」としてこの日連れてきたのが渡邉美穂だ。
渡邉によると、以前共演した際の印象で、濱家のことを「素敵な方」とは思っているのだとか。ただ、「ラブとライクは違うじゃないですか」と、恋愛感情はないことを力説した。しかし、加藤は”キューピット役”として退かない。
「でもこれは、恥ずかしいからこんなこと言ってるだけで、本人も気づいてないし、ラブの気持ちあります、絶対に」
その後、どっしりした性格の男性が渡邉は好きなはず、という理由で、加藤は濱家のスネ毛をガムテープで剥ぎ取ったり、服の中に風船を入れて爆発させたり、ケツバットをしたりする。渡邉はそんな濱家を見て「怯えてるのが伝わってくる」とコメント。そんな2人のイジりを受けて濱家は叫ぶ。
「日向坂全員で俺を壊しに来てんのか」
そんな濱家に、かつての“劇場番長”の面影はない。しかし、長身で清潔感もある彼はイジられても悲壮感が漂わず、女性アイドルからのイジりもむしろ“いいお兄さん”の印象を強める。
先輩芸人にも噛み付いていくような山内と、女性アイドルからもイジられる濱家。今のテレビの中でのポジショニングが絶妙だ。あと、かまいたちの2人は肌がキレイ。そんなところも何気に大切だったりするのかもしれない。
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