米倉涼子、オスカー企画の『ドクターX』出演を決意した理由 海外進出頓挫も影響か
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米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の第7シリーズが、今年10月クールに放送されることが発表された。
2019年10月クールの第6シリーズ以来、2年ぶりとなる今回の最新シリーズ。2020年4月に米倉が大手芸能事務所オスカープロモーションから独立していたこともあり、最新作に米倉が登場しないのではないかとの噂もあった。
「『ドクターX』はオスカーとテレ朝が米倉のために立ち上げたプロジェクトですからね。米倉がオスカーから独立したとなれば、番組そのものが成立しないのではないかと囁かれていた。さらに、米倉は『ドクターX』がヒットしたゆえに、主人公である大門未知子のイメージが付きすぎていることを不本意に感じていたといいます。独立したのも、つねに『ドクターX』を中心にスケジュールを組もうとするオスカーの方針に納得行かなかったからだという説もあった。『ドクターX』の新作はあっても、米倉以外のオスカー女優が主演になるという可能性もゼロではなかったはずです」(テレビ局関係者)
では、どうして米倉は『ドクターX』新シリーズに出演する決断をしたのだろうか。
「ひとつは、独立後そこまで仕事が順調ではないということもあるでしょう。そもそも海外に活動拠点を移すという目的もあったのですが、コロナの影響もあり実現していない。収入的には楽天モバイルのCMキャラクターを務めているので、そこは大丈夫でしょうが、女優仕事はイマイチ。Netflixの『新聞記者』への出演はありますが、それ以外にまだ大きな仕事はない状態ですからね。米倉本人としては、このままフェードアウトしてしまうのではないかという不安もあったのかもしれません」(同)
また、オスカーに対する恩返しという思いもあるようだ。
「いろいろと納得いかない部分があって独立したとはいえ、オスカーの力添えがなければ今の米倉はない。しかも、『ドクターX』は第7シリーズが最終章になる可能性も高いようで、米倉としても“最後の恩返し”という捉え方なのだと思います。まあでも裏を返せば、最後に一発『ドクターX』に出れば、これで綺麗さっぱりオスカーとの関係を断てるということでもある。米倉的には、晴れ晴れとした気持ちで撮影に臨めるでしょうね」(ドラマ関係者)
最後となりそうな『ドクターX』で米倉はどんな演技を見せるのか。そして、物語はどう終焉に向かっていくのか──。見どころの多い作品となりそうだ。
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