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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 橋下徹、河井政治資金問題で安倍と二階名指し批判

橋下徹、河井案里1億5000万円政治資金問題で責任は「安倍と二階」とバッサリ『安倍にも忖度しないのがいいよな』の声

橋下徹、河合杏里1億5000万円政治資金問題で、責任は「安倍と二階」と断言!『安倍にも忖度しないのがいいよな』の声の画像1
写真/GettyImagesより

 21日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では、2019年の参議院選挙で自民党本部から河井案里氏に1億5000万円が政治資金として振り込まれたことを巡り、自民党幹部が関与を否定し波紋を呼んでいる問題を特集した。リモート出演した元大阪府知事の橋下徹氏はこれについて「責任者は二階さん」と断言し、さらに「最終責任者は安部さん」とコメントした。

 この1億55000万円の支出について17日の会見で二階俊博幹事長は「その当時は私は関係しておりません」ときっぱりと関与を否定。さらに側近の林幹事長代理は、当時選挙対策委員長の職にあった甘利明税調会長が担当だったと指摘。

 一方、甘利税調会長は翌日「私は1ミリも関与していません」「もっと正確に言えば1ミクロンもかかわっていない」と強く関与を否定している。

 これらの無責任なやりとりにネット上では『やりたい放題だな』『責任ある地位の誰も指示しないのに新人に1億5000万円もポンと出金する自民党ってすごい』『1ミクロンとか言う奴は真っ黒だろ』と疑問視する声が多く上がっている。

 橋下氏はこの件について「一番重要なのは、誰なのかってことなんですよ」と指摘。関与したかどうかではなく、「責任者は二階さんなので、じゃあ分からないというのであれば、調べて説明する義務があります」と解説。

 さらに「この問題に関しては、もっと世間は怒らなきゃいけないですよ!」と声高に訴えると「自民党には年間170億円、我々の税金が行ってるんですよ。1億5000万円の使い道を説明するなんてのは当然の義務で、二階さんは、関与はしていないのか分からないけど責任者であることは間違いないので、徹底して調査して調べなきゃいけない」と繰り返し熱弁した。

 また「最終責任者は総裁です。だから当時は安部さんですから」と安倍晋三元首相にも言及。

 最後に「誰が支出の決裁してだれの指示に基づいてお金が振り込まれたのか、絶対に明らかにしないといけないし。ここは野党が頑張ってもらいたいです」と野党にエールを送った。

 この橋下のコメントには『橋下やるやん』『橋下正論』『橋下は安倍にも忖度しないのがいいよな』などの声が上がっていた。

 最終的に橋下は「自民党の法的な責任の問題じゃないと思います。まさか買収指示をするっていうのはありえないので」と、今回の件に法的な問題はないとしたが、説明責任はあり、それが果たされない場合は選挙で審判を下すしかないと話した。

 また「こんな問題があるのに野党に支持が集まらないのは、野党の方に頑張ってもらわないと」と再度野党にも触れると、MCの坂上忍も「政治に無関心な人たちが政治離れしてったところで、じゃあ野党が得するのかっていったらそうじゃないわけだからね。本当野党のだらしなさがね、も~同じくらい罪だと思う」と嘆いていた。

 責任者の二階幹事長が関与を否定している中、橋下のいう最終責任者は説明責任を果たしてくれるのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/05/22 19:00
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