『呪術廻戦』ED曲も… ALI活動休止で「配信停止」に海外ファンからも悲鳴
#音楽 #逮捕 #ソニー #ALI
MBS・TBS系『呪術廻戦』やフジテレビ系『BEASTARS』といった人気アニメの主題歌を手がけたことで知られる人気バンド・ALIが無期限の活動休止を発表。さらに、デジタル配信サービスから多くの楽曲が消えてしまったことが波紋を呼んでいる。
ALIは、LEO(今村怜央)を中心にメンバー全員が日本とヨーロッパ、 アメリカ、 アジア、 アフリカなどをルーツにもつ多国籍バンド。ファンク、ヒップホップからジャズ、ラテンなどさまざまな音楽性をミックスしたスタイルで話題を呼び、2019年には『BEASTARS』1期のオープニングテーマを担当。この楽曲「Wild Side」で脚光を浴びた。
これに続き、翌2020年にはソニー・ミュージックレコーズと契約を結び、『呪術廻戦』1期のエンディングテーマに「LOST IN PARADISE」を提供。キャラクターたちが踊る洒落たエンディング映像とともに話題を呼んだこの曲で、同年11月にメジャーデビューを飾った。
今年1月にはメジャー1stミニアルバムを発売、さらにLEOが元E-girlsの藤井萩花との結婚を発表するとの吉報もあったほか、4月からはMBS・TBS系アニメ『すばらしきこのせかいThe Animation』のオープニングテーマを担当と、まさに順風満帆だったのだが……。
「ドラムのKAHADIOこと白井カディオが4月に逮捕。同月に再逮捕された上、5月14日には起訴された。これによりALIは、バンドの無期限の活動休止に加え、KAHADIOのマネジメント契約解雇とグループ脱退を発表。さらにソニー側は事態を重く受け止め、CD・映像商品の出荷停止と店頭在庫回収、音源・映像のデジタル配信停止を決めたのです。
ソニーは、MBS『スーパーアニメイズム』枠で『呪術廻戦』の後番組となった『すばらしきこのせかい』にもALIをプッシュするなどかなり力を入れていたのですが……。『すばせか』放送前日にKAHADIOの逮捕が明らかになり、オープニングテーマは急きょ差し替えとなっています。現場は相当ドタバタだったようですよ」(芸能誌記者)
主要音楽配信サービスでは、インディ時代に発表したEP『ALI』の音源は残されているが、『BEASTARS』に提供した「Wild Side」は消えている。また、『呪術廻戦』に提供した「LOST IN PARADISE」を含むソニー時代の音源もすべて姿を消した。YouTubeにいたっては、インディ時代のミュージックビデオも観られなくなっている上、「一発撮りパフォーマンス」で人気のチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演した際のライブ映像も非公開となってしまった。
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