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田中みな実、主演映画撮影中? 脱イロモノ女優を目指し、本気の下積みも

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田中みな実

 田中みな実が、今冬公開予定の劇場公開映画にて初主演を務めると、5月18日発売の写真週刊誌「FLASH」(光文社)が伝えている。同作は、マンガの実写映画化で、田中は30代独身の売れないタレント役だという。

「記事では具体的な作品名は明かされず、監督も〈29歳にして映画監督と小説家の“二刀流”で活躍する女性監督〉とだけ報じられていますが、どうやら、映画監督のふくだももこさんの最新作らしいですね」(映画関係者)

 一部のバラエティ番組のレギュラーを降板し、完全な女優活動にシフトしていると言われる田中。“バラエティを捨てた”“勘違いしている”“天狗になった”“女優転身は成功しない”などと批判的な声もあがった。

「田中は、バラエティでの安定した立場を失ってもいいから、本気で女優としてゼロからチャレンジしたいという思いを抱えているんですよ。“私は女優よ”と勘違いしたわけではなく、むしろ謙虚な姿勢であるからこその“脱バラエティ”であって、自分を追い込むための行動ともいえる。女優活動にスケジュールを確保できるようにという狙いもあるでしょう。本当は、全部のレギュラーを降りたいという思いもあったようですが、田中がメインの番組ではそうもいかず、残った番組もあったという形です」(テレビ局関係者)

 では、田中が本気で取り組んでいる女優仕事は、順調なのだろうか。

「話題性が多い女優であるのは事実ですが、業界内での“格”という意味では、まだまだ。ほぼほぼ“ド新人”という扱いですよ。今回の主演映画も、決して規模が大きいものではなく、これからしっかりとキャリアを積んでいく段階。順調かどうかというレべルにも達していない。天狗になるような状況ですらない」(同)

 これまでは『M 愛すべき人がいて』の隻眼の秘書や『ルパンの娘』のセクシーな女泥棒など、変化球的な役柄で注目浴びることが多かったが、それがいま足かせになっているようだ。

「イロモノ系のイメージが付きすぎて、普通の役のオファーがきにくくなっているのも事実。“新人女優”としては深刻な問題ですよ。だから、いま田中は“どんな役でもやる”と意気込んでいるようです。それは、“どんな変な役でもやる”ということではなく、“どんな小さな役でもやる”という意味。かなり本気で下積みからやる気のようですね」(同)

 本当の意味で女優・田中みな実が覚醒するのは、もう少し先のこととなりそうだ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2021/05/23 09:00
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