米倉涼子『ドクターX』が2年ぶりに復活、決定打となった芸能界の“父”とのカンケイ
#米倉涼子 #ドクターX #オスカープロモーション
大門未知子が2年ぶりにお茶の間に帰ってくる!
米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第7シリーズが今年10月期にオンエアされることがわかった。
同作には欠かせない、レギュラーキャストの内田有紀、岸部一徳、西田敏行、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介の出演も決定。脚本は“生みの親”ともいえる中園ミホ氏の再登板が決まり、万全の体勢で臨むことになる。しかも、「100年に1度のパンデミック」という新型コロナウイルスを思わせる状況によって医療崩壊が起こった東帝大学病院が舞台というのだから、話題性もバッチリだろう。
『ドクターX』は2012年10月期に第1シリーズが放送され、平均19.1%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)の高視聴率をマーク。以後シリーズ化され、第2シリーズ(13年)、第3シリーズ(14年)、第4シリーズ(16年)、第5シリーズ(17年)と4シリーズ連続で平均視聴率は20%超え。第6シリーズ(19年)は平均18.5%にとどまったが変わらぬ人気を示し、同局では不動のキラーコンテンツになっていた。しかし、20年は米倉側の「これ以上、役のイメージをつけたくない」との意向もあって、続編オファーを固辞したといわれている。
だが、米倉を取り巻く環境も変わった。同年3月いっぱいでオスカープロモーションを
退所し、個人事務所「Desafio」を設立。楽天モバイル、コーワ、CANADELなどのCMに起用され、動画配信サイトNetflixで今年、配信されるドラマ『新聞記者』への出演も決まっており、一見順調にも見えるが……。
「独立した以上、スタッフたちを食べさせて、事務所の経営を成り立たせなければなりません。目標にしていた米国での本格的な舞台進出はコロナ禍で頓挫。やっぱり地上波ドラマで存在感を示して稼ぐしかないとういうことを本人もわかったようです。とはいえ、“米倉=ドクターX”のイメージがつきすぎて、かつ出演料は高額なので、テレ朝以外の他局は二の足を踏んでるようです。『ドクターX』でなくても、18年に放送された『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の続編や新作を選択する道もありましたが、それだと出演料が下がるし、インパクト不足。とどのつまり、『ドクターX』続編オファーを受けるしかなかったといえそうです」(テレビ制作関係者)
ただ、『ドクターX』続編を放送するためには、一つ大きな障害があった。同ドラマは、もともと社長から会長職に勇退したオスカーの古賀誠一氏の企画で、同氏には“企画協力料”が支払われてきた。そこをクリアしなければ、『ドクターX』続編はあり得ない。
「古賀氏にとって、米倉は娘みたいなもの。説得するのは容易ではなかったようですが、『娘のためになるのなら』と最終的には承諾したようです。ただし、もうクレジットはされないでしょうが、“企画協力料”を今回も古賀氏に支払うことで話がついたみたいです。“企画協力料”は安くはありませんが、『ドクターX』が放送できるんなら、テレ朝的にはそれくらいはOKなんじゃないでしょうか」(芸能プロ関係者)
紆余曲折の末、2年ぶりのオンエアが決まった『ドクターX』。米倉には健在ぶりを大いにアピールしてほしいものだ。
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