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石橋貴明、ZOZOマリンスタジアムの始球式で見せた“格の違い”と球界評価爆上がりのワケ

石橋貴明、ZOZOマリンスタジアムの始球式で見せた格の違いと球界評価爆上がりのワケの画像1
石橋貴明 公式YouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』より

 お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が自身の公式YouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』を更新。16日に懇意にしている佐々木朗希投手が先発登板したZOZOマリンスタジアムでの埼玉西武ライオンズ戦・始球式を振り返った。

 背番号「18」のユニホーム姿でグラウンドに登場した石橋だが、マウンドには上がることなく手前から投球。打者には西武の長距離砲・山川穂高選手を呼び対決した。ふざけることなく、短時間で済ませたことにネット上では賞賛の声が多かった。始球式を終えて収録の臨んだ石橋はマウンドに上がらなかった意図を「有名な日本料理屋、お寿司屋で花板さんおまな板、包丁を使って仕事前に素人が触って料理をしますか?」と問いかけ、現役選手に敬意を評すメジャーリーグのような始球式が今後、もっと浸透することを熱望。「佐々木くんの門出を祝うところに誰かの足跡がついたら嫌じゃない」と話した。

 これまで同チャンネルでは親交がある井口資仁監督以下、複数の選手をZOZOマリンスタジアムでインタビューした模様が何度か流れたこともあり、球団とは蜜月な関係であることは容易に想像できる。それでもプロ野球関係者は「石橋さんのネームバリューと、野球人を立てる姿が原動力になっている」と感心する。

 石橋は年始や夏場に『スポーツ王は俺だ』(テレビ朝日系)で一流アスリートとの交流を長年続ており、プライベートでもキャンプ、オールスターゲーム、果てはメジャーリーグまで観戦するほど大のスポーツ好きを自負している。

「普通なら芸能人としていい加減な態度でアスリートと接しても、石橋さん相手なら誰も文句が言えないと思いますが、そこをちゃんとしているから長年、番組を続けられたことが今回よくわかった。YouTubeチャンネルの取材は各球団とも一時期、球界OBが土足上等で取材した時期がありどこもアレルギーがすごいが、これを機に『貴ちゃんねるずは別』と流れになれば、野球人気が下がっている中で新たなファン層にアピールできるのも大きい」(同)

 ちなみに、石橋のYouTubeは、野球ファンになった女子からも、「丁寧でわかりやすい」との声が多数上がっている。新たなファン層獲得にも役立ちそうだ。

 なお、プロ野球界で石橋の最近のお気に入りは規格外のホームランを放つ阪神タイガース、佐藤輝明選手とのこと。報道規制が厳しいことで有名な名門球団が、石橋のオファーに応えるのかも注目したいところだろう。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/05/21 22:00
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