鈴木亮平の主演作で制作サイドの“熱意”の差が如実に出たTBSとフジテレビ
#TBS #鈴木亮平 #TOKYO MER
俳優の鈴木亮平が7月期のTBS系ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に主演し、スーパー救命救急医を演じることが先ごろ、各スポーツ紙などで報じられた。
同ドラマが放送されるのは、局の看板枠で日曜午後9時から放送の日曜劇場で、『半沢直樹』や現在放送中の『ドラゴン桜』などヒット作を連発しているが、鈴木は同枠に初主演となる。
各紙などによると、同作はオリジナル作品。救命救急のプロが集まる架空の医療チーム『TOKYO MER』が重大事故・災害・事件の現場で奮闘する姿が描かれ、鈴木はリーダーのスーパー救命救急医・喜多見幸太を演じるという。
大型バスの多重事故やトンネル崩落など破格のスケール感が全編を貫き、作品の象徴として実際には存在しない特殊医療車両・ERカーが登場。また、鈴木は高度な技術を持つ役柄だけにオペシーンもあり、監修の救命救急医にレクチャーを受けながら、役作りを進めているというのだ。
「コロナ禍で奮闘する医療従事者たちへのエールを送るような作品で、脇役で賀来賢人、中条あやみの出演も発表されている。同枠で鈴木は、NHKの大河ドラマ『西郷どん』の主演後、初のドラマ出演となった『テセウスの船』で好演。同ドラマは高視聴率を獲得したが、主演の竹内涼真よりも”本気”の鈴木の貢献度が高かった。TBSの上層部もかなり期待を寄せている」(テレビ誌記者)
鈴木といば、現在、初のラブコメディー作品への主演となったフジテレビ系の連ドラ『レンアイ漫画家』が放送中だが……。
初回は世帯平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタートすると視聴率は右肩下がりで、13日に放送された第6話は5.0%までダウンしてしまった。
「最近、CMスポンサーが参考にしているのは、世帯平均よりも個人視聴率だが、第6話は2.8%で本来ならば打ち切られてもおかしくないレベル。ただ、すでにクランクアップしているので、もうどうにもならない。もともと、フジよりも先にTBSが鈴木にオファーして決定していたが、コロナ禍で放送時期がずれフジの方が先になった。とはいえ、オリジナルで勝負のTBSと、安易にコミックの原作もので勝負したフジの制作サイドの〝熱意〟の差が出てしまった」(芸能記者)
鈴木は周囲の〝雑音〟を気にせず、次回作の役作りに集中できそうだ。
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