トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 田中みな実と香取『鎌倉殿の13人』名前が上がらない理由

田中みな実と香取慎吾、『鎌倉殿の13人』でキャスティングに名前が上がらない理由

田中みな実と香取慎吾、『鎌倉殿の13人』でキャスティングに名前が上がらない理由の画像1
『鎌倉殿の13人』NHK PR より

 俳優・小栗旬が北条義時役で主演を務め、三谷幸喜氏が作、脚本を担当する2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のキャストが続々と発表されている。

 先月27日には田中泯が藤原秀衡役、江口のりこが亀役、八嶋智人が武田信義役、佐藤B作が三浦義澄役、鈴木京香が丹後局役で出演することが公式SNSで明らかに。

 翌28日にも、市川染五郎が木曽義高役、お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行が仁田忠常役、堀内敬子が比企能員の妻・道役、矢柴俊博が平知康役、梶原善が善児役、草笛光子が比企尼役を務めることも発表された。

 すでに告知されている宮沢りえ、片岡愛之助、大泉洋、菅田将暉、中村獅童、佐藤浩市、新垣結衣なども含めて錚々たる顔ぶれが集まることになるが、そうした中で注目を集めているのがいまだに名前が挙がっていない2人のタレントの存在という。

「一部で出演が取り沙汰されている田中みな実さんと香取慎吾さんですよ」とはテレビ誌ライター。

 田中といえば、TBSを退社後にアナウンサー業を中心にフリーで活躍するも、昨年にテレビ朝日系で放送された『M 愛すべき人がいて』での怪演をはじめ、最近は女優としての評価もあがっている。

 2020年の夏には宮根誠司や羽鳥慎一らが所属する芸能事務所「テイクオフ」から戸田恵梨香、有村架純らが在籍する「フラーム」へ移籍したことから、今後は女優業にさらに力を入れることが予想され、実際に一部では日本テレビ系の7月期に放送される中川大志主演の連続ドラマ『KILL or LOVE(仮)』で主要キャストを演じることも報じられている。

 一方、香取といえば三谷氏のお気に入りの俳優の一人として知られており、三谷氏が手掛けた04年放送のNHK大河ドラマ『新選組!』や15年公開の映画『ギャラクシー街道』では香取が主演を務め、最近もAmazonのオリジナルドラマシリーズ『誰かが、見ている』でタッグを組んでいる。

 そうした縁もあり、今回の『鎌倉殿の13人』への出演も取り沙汰されているのだが……。

 

「三谷さんとしては当然香取さんをキャスティングしたいところでしょうけど、NHKサイドとしては『NHK紅白歌合戦』などの関係でジャニーズ事務所への調整が必要となってくるため、その“負荷”を考えると、すんなりとは頷き難いでしょう。他方、NHKサイドとしてはこれまた朝ドラなどの関係で太いパイプがある『フラーム』所属で話題性や視聴率獲得の点で魅力のある田中さんをキャスティングしたいところでしょうが、こだわりの強い三谷さんが話題優先で女優としての実力はまだまだ未知数の彼女の出演にゴーサインを出すのかは正直微妙なところですよね」(同)

 さまざまな思惑が交差する大河ドラマのキャスティングだが、果たして注目の2人の登場はあるのか!?

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/05/19 06:00
ページ上部へ戻る

配給映画