舘ひろし、47年越しの大学卒業で今後も増えそうな大学を中退した著名人たちの“特別卒業”
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俳優の舘ひろしが、1970年に入学した千葉工業大学を47年越しに卒業していたことを15日、一部ウェブメディアが報じた。
舘の卒業は、今年4月15日付の同大学のウェブサイトに掲載された学報で発表されており、3月22日に同大の津田沼キャンパスで卒業証書が授与されたという。
学報によると、舘は1970年4月、同大の工学部建築学科に入学。卒業に必要な単位をほぼ取得しながら、芸能活動が多忙となり8年間休学の末、中退した。
今回の卒業証書授与は同大の「特別卒業認定制度」に基づいたもので、舘が同大に「3年以上在籍した者」「卒業に必要な単位中100単位以上を取得している者」「学長の推薦がある者」「社会的貢献に顕著である者」――の資格を満たしたと判断。
また、在学中からこれまで芸能活動に取り組み俳優として活躍。昨年は旭日小綬章を受章するなど、社会で顕著な功績を挙げていることなどを考慮して贈られたという。
サプライズで卒業式に出席したという舘は、「本当は、あまり大学にきてなかったんです」と照れ笑いを浮かべながらも、構造力学の授業は欠かさず出席したこと、バイク仲間と学食を訪れたが休校でがっかりした思い出などを懐かしんだというのだが…。
「現在、偏差値としては“そこそこ”の千葉工大だが、コロナ禍にもかかわらず志願者を増やしているという。卒業式では理事長から、舘が休学中、母親が10年間も学費を支払っていたエピソードを紹介したというが、舘はもともと名古屋の御曹司にもかかわらず、バリバリの不良。インタビューなどで『大学にはほとんど行ってなかった』と吹聴していただけに、そこまで単位を取得していたとは思えない。学費を〝寄付〟したことや、その知名度・貢献度に対して同大学が制度を適用したのでは。舘がOBとなれば大学のPRにもつながる」(芸能記者)
芸能界では、今年3月、日本女子体育大の体育学部運動科学科で舞踏学を専攻し、大学に通えるリミットの8年目を迎えていた女優の土屋太鳳が自身のインスタグラムを更新。同大学を卒業したことを報告したのだが……。
「実技の単位が多い学科なのに、多忙なためほとんど学校に行っていないことが何度も報じられたにもかかわらずの卒業で、同級生も不思議に思っていたようだ。とはいえ、在学中に大学のPRに十分に貢献したので、土屋が〝特別卒業〟扱いになっても不思議ではない」(週刊誌記者)
各大学とも受験生集めに苦戦しているだけに、今後、志半ばで中退した著名人のOB・OGたちに続々とこの制度を適用する可能性がありそうだ。
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