東野幸治、高橋洋一氏の「さざ波」騒動に言及 保守化する関西ニュース番組の影響も?
#東野幸治 #吉本 #高橋洋一 #正義のミカタ
内閣官房参与の高橋洋一氏がツイッターで〈日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止かというと笑笑〉と発言した問題に東野幸治が言及し、話題となっている。
高橋氏は各国の新型コロナウイルス感染者数の推移を表すグラフを掲載し、日本の感染者数が他国に比べて「さざ波」程度であると主張。これに対し、事態を軽視しすぎているのではないかと各所から批判を浴びた。
一方東野は5月11日、自身のツイッターで〈次はさざ波問題か。コレ以前から言ってた事なのになぁ。さざ波なのにひっ迫してるのが問題ですって。T先生が叩かれていて、ZやNHKやマスゴミの人達は喜んでるだろうなぁ。〉とコメント。T先生とは高橋氏のことで、Zは財務省のことだと思われる。
そんな東野に対しネット上では、賛否両論となっている。
「いろんな意見があるのは間違いないですし、東野さんがどんな意見を発信しようと構わない。しかし“マスゴミ”などというよろしくないネットスラングを使うのはどうなのかという声も多いですね。東野さんも、結局“ネトウヨ”なのか?などの声も聞こえてきます」(メディア関係者)
東野は、朝日放送で放送されている関西ローカルの情報番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(土曜朝9時30分)のMCを担当しており、高橋氏は同番組でレギュラーコメンテーターを務めている。
「東野さんとしては、番組を通しての高橋さんとの関係性があるからこその“イジり”のような投稿だったのでしょう。いうほど政治的意図の強いツイートではなかったのだと思います。実際、東野さんは自身のラジオでこの番組に出演するコメンテーターをイジることもありますし、“ちょっとおもしろい人たち”として一歩引いて楽しんでいる感もあります。このまま“ネトウヨ”になってしまうという感じではないと思いますけどね。実際、東野さんは14日のレギュラー番組『東野幸治のホンモノラジオ』でも、あくまでウケ狙いだったというようなことを説明しています。まあ、分かりにくいボケだなとは思いますが(苦笑)」(テレビ局関係者)
一方で『正義のミカタ』は、特に保守的な論調を多く紹介する番組として知られている。
「いわゆるニュース解説番組で、国際情勢も多く扱っています。中国やロシアに対して厳しい見解を示すことも多く、リベラルな人々からは敵対視されることもある番組です。レギュラーのほんこんさんは最近保守論客として意見を発信することも増えていますが、この番組の影響も大きいと思います」(同)
関西ローカルのニュース番組は、保守的な内容のものが多いという指摘もある。
「首都圏はリベラル層も多いですが、それに比べると関西圏は保守層が多い。視聴者のニーズに応えるという意味でも、関西ローカルのニュース番組は保守的になりやすいんです。
保守的な番組が多いことで、さらに視聴者も保守寄りになっていき、その結果、大阪維新の会の躍進につながったわけです。また、関西ローカルの番組は、東京に比べて“ニュース番組のバラエティ化”の傾向が強く、より一層視聴者迎合型になっている。
政治的な中立性に欠いているとの指摘があるのも事実。もちろん、タレントがどんな意見を発信しようとまったく問題はないんですが、右でも左でもあまり偏りすぎると、仕事に影響が出てくるのは仕方ないことです。東野さんについても、関西ローカルのニュース番組のノリに流されすぎると、東京での仕事が減ってしまう可能性はあるでしょうね」(同)
東野が今後、どんな意見を発信していくのかにも注目だ。
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