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唐沢寿明、尾を引いていた『24』の屈辱―『ボイス』続編ゴリ押し?

唐沢寿明、尾を引いていた『24』の屈辱―『ボイス』続編ゴリ押し?の画像1
日本テレビ『ボイスⅡ 110緊急指令室』公式サイトより

 7月スタートの日本テレビ系土曜ドラマで、『ボイスⅡ 110緊急指令室』(日本テレビ系)が放送されることがわかった。

 唐沢寿明演じる敏腕刑事と真木よう子演じる声紋分析官が事件を解決していく同ドラマは、19年7月に放送され、今回はその続編となる。放送決定を受け、唐沢も「今、なかなか『Ⅱ』をやる連続ドラマは少ないと聞きました。自分自身も連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてです。それだけ前作の反響が大きかったということで嬉しいです」と喜びを語っているが、その内情をテレビ関係者がこう明かす。

「前作は全話平均視聴率10.9%と合格点ではありましたが、当初、日テレは続編を作る気はなかったといいます。『ボイス』は大ヒットした韓国ドラマのリメイク版で、放送するには多額の著作権料が発生するのがその理由です。ところが、唐沢サイドが同局のプロデューサーへアプローチをかけた結果、その勢いに押されて続編を制作することになったと聞きます」

 唐沢サイドが“ゴリ押し”したのは、2020年10月から2クール放送となった主演ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系)の視聴率が芳しくなかったことが理由にあるようだ。前出のテレビ関係者が続ける。

「『24 JAPAN』はテレビ朝日開局60周年記念として全24話で放送されるも、平均視聴率は5%と散々な結果に。あまりの数字の低さにWikipediaでも後半の視聴率が空白になっているほどです。唐沢は57歳とは思えないアクションシーンを披露しようと意気込んでいたものの、制作費不足からチャチな演出に。安っぽい銃撃シーンには、唐沢本人も納得がいっていなかったという話です。爆死の屈辱を還暦になるまで引きずりたくないという思いから、『ボイス』で汚名返上しようとプッシュをかけたのでしょう。実際、今作ではアクションシーンがふんだんに盛り込まれるようですよ」

 唐沢は今度こそ完全燃焼できるだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/05/15 22:00
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