二宮和也YouTubeデビューで人気YouTuberたちが廃業寸前? 追い込まれて「テレビ進出へ」の皮肉
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二宮和也が開設した公式YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」が、21日間で200万人の登録者を集めて日本最速記録を樹立した。5月13日現在、登録者数は239万人にまで登っているが、この快進撃に戦々恐々としているのが、これまで我が世の春を謳歌してきた人気YouTuberたちだ。
「そもそも、これまで歴代最速記録を持っていたのも嵐のチャンネルでした。二宮が“嵐越え”を果たしたわけですから、嵐の人気の高さを改めて実証した形になりました。しかも、スタッフという形でKAT-TUNの中丸雄一、Sexy Zoneの菊池風磨、Hey!Say!JUMPの山田涼介を動画に参加させているので、今後もジャニーズの中から登録者がどんどん増えていくと思われます」(民放関係者)
「ジャにのちゃんねる」は、大手広告代理店からも熱視線を浴びているという。
「動画の中で移動手段としてレンタカーを使ったのですが、これもタイアップの可能性があります。大手広告代理店のスタッフがタイアップ企画を今後も用意していくとか。また、二宮さんが企画を考え、中丸さんが撮影や編集を制作しているということになっていますが、すでにフリーの放送作家やディレクターがついていて、しっかりと動画の構成も練って撮影されているようです」(民放関係者)
二宮をはじめとする芸能人によるYouTubeチャンネルの開設が多くなったことで、これまで活躍してきた人気YouTuberたちに変化が起きているという。
「動画の再生数が伸び悩んでいるYouTuberが多くなっていて、稼げなくなっているんです。収益が良いタイアップ系の動画も、芸能人のYouTubeチャンネルを優先して代理店が分配している。YouTuber系の事務所も売上が激減していて株価も落ちていますし、You Tubeは芸能人に完全に侵食されてしまいましたね」(民放関係者)
芸能人に稼ぎどころを奪われて死活問題となっているYouTuberたちが、人気復活のために逆襲に出始めているという。
「ヒカキンが民放のテレビ番組で重宝されていますが、他のYouTuberたちもテレビ番組への出演を切望しています。ギャラが安くてもいいからと、とにかくどんな番組にでも出たいというYouTuberは多い。というのも、現在数百万人のチャンネル登録者数を誇るYouTuberでも、実際は7割近くが動画を再生しない休眠会員になっている場合が多いんです。これからは動画再生数を稼ぐには、とにかくテレビに出演してネットニュースなどで取り上げられ、話題をつくる必要があるんです。もはや、YouTuberが奇抜な動画を配信したりするレベルではネットニュースにはなりませんからね。同じYouTuberなら芸能人のほうがPVも稼げますし、一般的な知名度の低いYouTuberをわざわざ追いかけて取り扱う媒体も少ないですから」(週刊誌記者)
YouTuberがテレビに活路を見出すというのはなんとも皮肉なことのように思えるが、これまでは芸能人と違うフィールドで独自の稼ぎを得ていたYouTuberたちにも試練のときがやってきたようだ。
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