佐野史郎『リコカツ』だけじゃない! 安田成美、市原隼人… 衝撃のドラマ「途中降板」史
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北川景子の主演ドラマ『リコカツ』(TBS系)に北川の父親役で出演中だった佐野史郎が、腎臓機能障害による体調不良で降板することがわかった。
佐野は「プロの俳優として、恥ずかしく、健康管理をできていなかったこと、心底、反省いたしております」とコメントしている。
「ドラマは3話まで放送されていましたが、4話からは平田満が代役を務めることになりました。視聴者からは『チャラいお父さん役良かった』『ハマり役だったから残念』との声がSNS上に寄せられていますが、佐野は若い女性に鼻の下を伸ばしながら浮気する役どころで、軽薄な感じがピッタリでした。真面目なイメージが強い平田だと重くなる懸念もありますね」(テレビ誌ライター)
テレビ史を紐解けば、ドラマの放送途中で出演者が降板したケースはこれまでにもあった。最も有名なのが、1994年のNHK朝ドラ『春よ、来い』の主演交代劇だ。
「全編で主人公を演じるはずだった安田成美が半年間で降板し、残り半年間の主演は中田喜子が引き継ぐこととなりました。降板理由はつじつまの合わない橋田壽賀子の脚本に安田が不満だったため。橋田は会見で『突然、犬に噛まれたみたいな気持ち』と激怒するも、結局、視聴率は当時の歴代ワースト2位と散々でした」(芸能記者)
不祥事による交代があったのは02年の『ロング・ラブレター~漂流教室~』と05年の『がんばっていきまっしょい』(共にフジテレビ系)。
「前者は市原隼人の連ドラ初主演作だったものの、無免許運転の先輩のバイクの後ろに同乗して事故にあい、先輩が死亡。1話で降板して、代役は窪塚洋介が務めました。また、後者は主演した鈴木杏の初恋相手役を務めていた内博貴が未成年飲酒などの不祥事で降板。4話から田口淳之介に代わっています」(前出・テレビ誌ライター)
74年に放送されたNHK大河ドラマの『勝海舟』でも、主演の渡哲也が病気のため、松方弘樹に交代している。
「いきなりの主役交代では視聴者が混乱するため、渡が演じていたパートを青年期、松方が登場する第10話からは壮年期と時代を切り分けることで対処することとなりました。ちなみに、松方はこの時共演した仁科亜希子と不倫関係となり、世間を騒がしています」(前出・芸能記者)
ともあれ、昨年来からドラマに出ずっぱりだった佐野には、ゆっくり養生してもらいたい。
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