独立した加藤浩次の言動をチェック!? 吉本興業が引き続き緊張状態にあるワケ
#吉本興業 #加藤浩次 #近藤春菜
3月末で吉本興業とのエージェント契約を終え、独立したお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次。一部では「吉本側の粛清」ともいわれているが、その裏では波風が立たぬよう吉本興業側が苦慮していたという。
4月以降、加藤は自身が設立した個人事務所「82スタイル」に所属。マネジメント業務は外部委託しているが、オファーを受けるか否かなどは自ら判断している。4月23日未明に生出演した『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、冠番組『週末極楽旅』(BS日テレ)へのオファーを自らもちかけるなど営業活動も怠らなかったが、肝心のナイナイからは「様子見する」「来年以降で……」と色よい返事をもらえず、であった。
もちろん長年、バラエティー番組で共演した仲でもありネタにしていた可能性もあるが、今までのような関係性ではいられていないことが、あらわとなっていた。
実は古巣・吉本サイドは一連の闇営業問題で話題となった「加藤の乱」以降、細かい言動を含めて加藤の動向を気にかけているという。芸能関係者は「吉本から離れたといっても情報番組『スッキリ』のメインMCは継続。まずい動きをすればすぐさま加藤に噛みつかれて、ことが荒立つ危険性がまだまだある。それくらい加藤の言動には影響力がある。そのため吉本も加藤にかなり気を遣っている」と明かす。その一端が3月で番組を卒業したハリセンボン・近藤春菜の取り扱いだった。
近藤も一連の闇営業問題で事務所に反旗を翻し、後に加藤と同じエージェント契約に切り替えた。それが影響してか現在、近藤単独のレギュラー番組はなく、コンビでも『幸せ! ボンビーガール』(日本テレビ系)など2番組にとどまる。同局関係者は「だからこそ、扱いを間違えたら加藤が吉本側にクレームを入れることも考えられた。近藤を穏便に卒業させるために、事務所サイドからいくつか要望があった」と明かす。
「まず、最初に決まったのは、MC2人が参加するロケです。湿っぽさを出さず華やかに送り出すための演出ですが、新型コロナウィルスが猛威を振るう上、予算も少なく関東近郊のロケとなった。吉本サイドも要望したのはいいが、制作に関しては番組側に丸投げ状態。その中で話があったのは『彼から出た要望はとにかく聞いて欲しい』と。近藤の慰労というよりも、加藤のご機嫌取りのための企画という面が強かったんです」
加藤が吉本の動きに気付いたか気づいていないかは定かではないが、業界大手との微妙な緊張状態は、これからしばらく続いていくことになりそうだ。
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