浜田雅功の鷲見玲奈に対するセクハラ発言 編集でカットしない制作サイドに問題ありか
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「容姿イジり」や「セクハラ」などの表現が問題視されている昨今において、そんなことお構いなしの状態が続いているのが大物芸人だ。
ダウンタウンの浜田雅功は、4月27日深夜に放送された『ごぶごぶ』(MBS)で、カップ焼きそばが大好きだという鷲見玲奈に対し、「その乳はどうやったらそんなになるの? カップ焼きそばでできあがってるわけちゃうやろ」と発言した。
「鷲見さんはそういった発言に慣れっこなのか、特に嫌がる様子もなくサラッと流していましたが、セクハラであることは確か。今はまだこの程度であれば、大問題にはならないものの、そのうちこれくらいのちょっとしたセクハラ発言もNGになるでしょう」(メディア関係者)
とはいえ、超大物である浜田に対して「セクハラ発言はやめろ」と言えるスタッフなどいないのも事実だ。
「そもそも浜田さんもそこまでセクハラ的な意味合いを持って発言しているわけではなく、あくまでもリップサービスのようなもの。それを咎めることはスタッフにはできません。それに“本人がセクハラだと思えば、それはセクハラになる”という論理の裏返しで、“鷲見さんが嫌がっていないのでアリ”という認識になっている。大物芸人に対して、あまり嫌な顔ができるタレントもいないだろうし、結果的に“なんでもアリ”になってしまう。こういったプチセクハラ的なものはずっと続いていくでしょう」(同)
もはや大物芸人を止められる人などいないというわけだ。しかし、現場でのセクハラを制止することはできなかったとしても、そのシーンを放送しないという選択肢はあるはずだ。
「スタッフは、大物芸人であろうが、問題視されるような発言があった場合、そのシーンは編集でカットするべきでしょう。今回の『ごぶごぶ』については、それをしなかった制作サイドに大きな問題があると言えます。芸人さんが現場での盛り上がりを優先して、多少際どい発言をするのは仕方ないことですが、そこに乗っかって、セクハラシーンを放送に乗せるのは、スタッフの認識不足。そういったシーンをカットすることで、芸人本人がオンエアを見て適切と不適切のラインを知ることもできるわけじゃないですか。そう考えると、テレビ制作スタッフの意識改革がもっと必要なのかなと」(同)
いずれにしろ、テレビ業界のセクハラに対する問題意識は決して高いとは言い難い状況。根本的にアップデートしていかなければ、完全に時代に取り残されてしまいそうだ。
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