【名作】5000杯以上レポしたカップ麺ライター厳選! 「ネタとしか思えない」カップ麺3杯【カムバック】
#カップ麺 #二郎 #ペヤング #カップ麺一行3昧
「ネタ」というより「激痛」!? まるか食品「ペヤング 獄激辛やきそば」
最後に紹介するのは、まるか食品から2020年2月に発売された「ペヤング 獄激辛やきそば」205円(税別)。発売されるたびに最強の激辛商品と謳われてきた2012年発売の「激辛やきそば」、2017年の「もっともっと激辛MAX」、そして2018年の「ペヤング 激辛やきそばEND」を凌ぐ、ペヤング史上最強の激辛商品という触れ込みで登場したカップ焼そば。
今回は「激辛END」の3倍辛いという触れ込みではありました。ただ、これまでも激辛記録をちょっとずつ刻みながら更新しており、またどうせ今まで通り刻んでくるんでしょ?と軽く見ていた時が、私にもありました。
見た目は恐怖を煽ってくるような真っ赤なソースとか、唐辛子が散りばめられているとかではなく至極おとなしいのですが、食べてみると戦慄の辛さ。最初の数口こそ、変な甘みを伴う微妙な辛さなのですが、口に入れて1分半あたりから口を襲う強烈な痛み。辛いではなく、痛いです。激痛です。
これは今までの激辛商品とはまるで別格でしょう。激辛カップ麺といえば「蒙古タンメン中本 北極」や「辛辛魚」が有名ですが、それらともまるで辛さの種類が違います。それこそザクとザクの3倍の性能を持つシャアザクほどの違いがあります。筆者は辛いものが大得意ですが、これは完食できずたった3口でリタイアしてしまいました。この辛さは間違いなくネタなのですが、ネタというよりもただの激痛だと思います。
2021年1月には「ペヤング 獄激辛カレーやきそば」という「獄激辛」第2弾が発売され、さらに2021年4月には、今回の「獄激辛」と第2弾の「獄激カレー」を合体させた「W獄激辛」という恐ろしすぎる商品も登場しました。ペヤングさんてばやりたい放題で、5月には「獄激辛」第3弾商品も発売も予定されています。
カップ麺の名作は「ネタ」と「本気」が紙一重
今回の3商品、ネタという括りでご紹介しましたが、いずれもおそらくはカップ麺史の歴史に残るレベルの商品です。
カップ麺の名作は、ネタ的な面白さと本気の凄さを持ち合わせてこそなのかもしれません。ネタとしての面白さとに加え、「一蘭」は味、「豚ラ王」は二郎系完コピという凄みを持ち合わせていました。ネタと本気は本当に紙一重です。「獄激辛」は凄みというよりは痛みですが、これはこれでスゴいのは間違いありません。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事