北区王子が“本当に住みたい街ランキング6位”! 地価上昇で街づくり計画も 気になるのは荒川の水害
#不動産投資 #東京これから買える街 #王子
4.王子の地盤や災害の影響は?
ここからは、不動産購入を検討するうえで欠かせないポイントである、災害時の影響や地盤について解説していきます。
近年、東京都近辺では首都直下型地震が30年以内に70%の確率で発生すると言われているため、王子も大きな影響を受けるのでないかと不安に感じる方は多いです。
では、実際に王子駅周辺で想定されている影響は、どの程度のものなのでしょうか?
地震情報サイト『JIS』が発表した『東京都北区王子・地域別危険度』のデータによると、『王子1丁目~6丁目』のどの地域も地盤が軟弱だと警告されています。このため、王子駅周辺は大規模な地震が発生した場合、揺れが増幅されやすく比較的危険度が高い地域だと言えます。
また、王子駅周辺が受ける影響はそれだけではありません。王子3丁目と4丁目では建物が倒壊する危険性も高いと警告されています。
したがって、もし、王子駅周辺の不動産を購入するのであれば、『王子1~2丁目、5~6丁目の耐震性に優れた物件』を購入した方が安全です。それでも、購入する際は危険度をこちらのサイトで確認し、どのような事が起こるのか把握した上で契約等検討するようにして下さい。
●4-1.王子のハザードマップや対策
王子駅周辺が懸念されているのは地震だけではありません。王子がある北区は荒川や4つの内水川と隣接しているため、大規模な降雨や台風による川の氾濫が懸念されています。
このため、北区では、それぞれの川が氾濫した場合を想定して、ハザードマップを作成しています。
このハザードマップによると、それぞれの川が氾濫した場合、王子駅周辺や王子1~6丁目は0.5~3.0m浸水すると想定されています。特に王子1丁目や2丁目あたりでは、荒川が氾濫した場合、早急に立ち退き避難が必要だと警告されているため、危険性の高い地域だと言えます。
このため、不動産を購入する際は注意が必要です。仮に、王子駅周辺の不動産を購入するのであれば、『6階以上の物件』を購入することをおすすめします。
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