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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『リコカツ』“嫌な女”を演じた若手女優の正体

金曜ドラマ『リコカツ』で“嫌な女”を演じた若手女優の正体に驚きの声

『リコカツ』公式サイトより

 4月30日に第3話が放送される北川景子主演の金曜ドラマ『リコカツ』(TBS系)に出演している、ある若手女優に注目が集まっている。

 『リコカツ』は出版社に勤める美人編集者・咲(北川)と、自衛官の緒原紘一(永山瑛太)がスピード結婚するも、価値観や生活習慣の違いからスピード離婚を宣言、離婚に向けた活動“リコカツ”を開始するというストーリー。互いの親の離婚問題や職場での人間関係などが複雑に2人の関係に絡みあい、展開していく。

 第2話では咲の職場のパートナー同伴のパーティーと、紘一の職場の妻子参加のバーベキューの日程がバッティングしてしまい、またも大きな喧嘩に発展してしまう2人。それぞれ別々に自分の職場のイベントに1人で参加するが、咲のために紘一がパーティーに駆けつけると、そのまま咲も紘一とバーベキューに駆けつけることになり、喧嘩を乗り越え2人の夫婦としての絆が強まるようすが描かれた。

 視聴者からはそんな2人の互いを思いやる変化に「キュンキュンしちゃう」「互いの生活を尊重しながら大事な時には駆けつける。実は今の理想の夫婦の在り方」などと感動する声が上がる一方で、咲に陰湿な嫌がらせをした紘一の後輩女性の行動に批判の声が殺到していた。

 それはバーベキューに戻り後片付けをする咲に、紘一に憧れている女性自衛官・一ノ瀬純(田辺桃子)が声をかけ森の中へと連れ出し、置き去りにするシーン。命を守る自衛官でありながら自分の嫉妬から人の命を危険にさらした行為に「あの後輩がまさかの陰湿すぎてびっくりした」「リコカツのあの後輩の女やな感じ」「後輩自衛官ムカつきすぎてモヤモヤ」などと怒りの声が続々と上がっていた。

 その嫌な女役を演じているのは、女優の田辺桃子。実は『ゆるキャン△2』(テレビ東京系)などこの4月期のドラマに合計4本も出演している、今注目の若手女優なのだ。SNSでは役への怒りの声に混じり「自衛官後輩の女性役の俳優さんがドラマ版ゆるキャンの大垣千明ちゃん役の方と知ってびっくり」「夫側性悪後輩とゆるキャンの大垣役同じ子なのか振り幅」「田辺桃子ちゃんって役によってこんなに雰囲気変わるんや!凄いなぁ!」など、驚きの声も。

田辺桃子/スターダストプロモーション公式HPより

 確かに『ゆるキャン△』で田辺が演じているのは、メガネ姿にツインテールがトレードマークの騒がしいほどに明るい活発な女の子、さらに『リカ~リバース~』(フジテレビ系)では美しく勝気なお嬢様役を演じていた。作品ごとにかけ離れたキャラクターを見事に演じ、そのあまりのギャップに混乱する視聴者が続出しているようだ。小学校3年生の頃にスカウトされ芸能界デビューした田辺。まだ21歳という若さでありながら、2009年の大河ドラマ『天地人』(NHK)や2015年『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助』シリーズ(テレビ東京)など数々のドラマや映画に出演してきた経験が、多彩な演技にしっかりと繋がっている。今後が楽しみな女優のひとりだ。

 『リコカツ』の一ノ瀬役がここまで嫌われ大きな反響をあったのも、田辺の演技力の賜物なのだろう。第3話でも、一ノ瀬は紘一に相談があると話しかける。田辺の“嫌な女”ぶりがまた話題となり、存在感を増すかもしれない。

■番組情報
金曜ドラマ『リコカツ』
TBS系・毎週金曜午後10時~
出演:北川景子、永山瑛太、高橋光臣、白洲 迅、宮崎美子、酒向 芳、三石琴乃、佐野史郎 ほか
脚本:泉澤陽子
演出:坪井敏雄、鈴木早苗、韓 哲、小牧 桜
プロデューサー:植田博樹、吉藤芽衣
音楽:米津玄師
製作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/rikokatsu_tbs/

南沢けい子(ライター)

愛知県名古屋市生まれの食いしん坊ライター。休日はNetflixやAmazonプライムを駆使して邦画や洋画、海外ドラマを観まくるインドア派だが、Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に影響されて20インチのミニベロを購入。主人公の男の子たちになった気分でサイクリングロードを走るのが最近の楽しみ。

みなみさわけいこ

最終更新:2021/04/30 12:30
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