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菅義偉首相が陥る“四面楚歌”――アメリカ都合の五輪多額赤字、補選全敗、小池の再延期論

各週刊誌が追随する小室バッシング…渦中のX氏は現代から文春へ

 今週の第1位は、ほとんどの週刊誌でやっている小室圭と母親・佳代の疑惑追及である。2人へのバッシングが、さらなる広がりを見せている。

 新潮などは、精神分析の専門家3人に「小室圭を精神鑑定」させている。そこで都立松沢病院精神科医長などを歴任した春日武彦は、世間に沸き起こる小室圭に対するネガティブな感情は、「国民の忌避感を煽っているのは、小室さんが眞子さまを操っているように見える点でしょう。サイコパス的な気質の人の中には、他人をコントロールしたり世間を騒がせたりすることで快感を覚える人がいます。小室さんにもまた、そんな愉快犯めいた気持ちがあるのではないでしょうか」。

 小室圭はサイコパスか?

 女性セブンは、「“苦境にありながら、女手一つで人生を切り開いた”という佳代さんの言葉に、感銘を受けられた」(皇室関係者)眞子さんが、何とか佳代を支えたい、力になりたいと考えていて、もはや皇族としてではなく、「小室家の一員であるという意識がお強い」(同)と報じている。

 それほど小室母子に肩入れしている眞子さんが、今週の文春を読んだら、どう思うのだろう。それでも2人は悪くないといい切るのだろうか。

 先週号から、元婚約者Xは現代から離れて、文春が丸抱えしたようである。今週は、佳代がXと婚約している時、巧みに遺族年金を“詐取”する方法をメールで打ち明けていたと報じている。

 疑問を抱いたきっかけは、小室圭が文書で、400万円はXから贈与されたものだと主張し、週刊女性で指摘されるまで贈与税を払っていなかったので、あわてて「払った」と書いたことだった。

 だがXによれば、贈与税を納めていなかった、うっかりしていたというのは佳代の場合、あり得ないというのである。

 Xが佳代と婚約する直前、それまでもらっている遺族年金をもらい続けながら、Xの収入の半分も自分のものにできる「計画」を記したメールを送っていたことからも推測できるというのだ。内容はこうだ。

<*お互いの総収+主人の遺族年金でお互いの生活を賄う事 *その他の預金や財産に関してもお互いのものとしてみなす事 *パピー(Xのこと)の生命保険の受取人を私にして下さる事 *先ずは以上を実践する=事実婚をします。そして4年後パピーの年金取得時に改めて入籍する>

 そしてくどいほど、「友人や会社には事実婚を内密に。どなたにも知られたくない」と念を押しているのだ。

 説明すると、遺族年金は一時期でも再婚したり、入籍せずとも事実婚の関係になると、その時点で受給資格が失われるのだ。

 それだけ税のことに詳しい佳代が、贈与税を払い忘れることなどないはずで、内縁関係でも事実婚でも、生活費や教育費に該当する金銭の授受は贈与税の対象にならないと、佳代が考えていたに違いないと指摘する。

 しかし、金銭トラブルが発覚したため、贈与税を納付することで、「内縁関係ではなかった。だから遺族年金の受給資格がある」とアピールしたのではないかと年金ジャーナリストが推測している。

 その後も、Xが生命保険の受取人を自分にしたかをしつこく聞き、Xが生命保険証書を取り寄せ、コピーを渡すと、今度は「受取額が500万円なんて、少ない!」と怒りの電話をかけてきたという。

 Xと佳代の2年間の婚約期間を内縁関係と見るかどうかは、意見が分かれるところだろう。

 だが佳代のほうは「内縁・事実婚」と考えていたから、贈与税を払わなかったと指摘されれば、どういい逃れするのだろう。

 これを読んでも眞子さんは、「佳代さんはおカネに汚いのではなく、生きるために精一杯の努力をなさったのだ」というのだろうか。

 長文の「小室文書」を出したがために、専門家たちが元婚約者の持っている資料と照らし合わせ、辻褄の合わない箇所を追及し始めた。雉も鳴かずば撃たれまいという言葉が浮かぶ。

 和解金を払うという申し出も、元婚約者に拒絶されてしまった。

 現代で彼はこう語っている。

「私は圭君がインターナショナルスクールに通っていたころから知っていますが、あの文書は私の記憶の中の圭君とはまるで別人のようです。なぜ、こんな風になってしまったのか、不思議でなりません。
 今回の件で、眞子さまも思い詰めていらっしゃるのではないかと思うと申し訳ない気持ちになります。ただ、あの文書と『解決金』については、私も強い違和感があり、自分の気持ちを表明しないわけにはいかないと思ったのです」

 小室母子をああいう風にしたのは、元はといえば、この人間が火元だが、文春が彼を引き取った以上、まだまだ追い打ちをかけてくるのではないか。(文中敬称略)

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