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菅義偉首相が陥る“四面楚歌”――アメリカ都合の五輪多額赤字、補選全敗、小池の再延期論

10万円代のワンルームから一等地高級マンションへ“マネージャー・クラッシャー”田中みな実の来歴

 田中みな実(34)という人気女子アナがいる。TBSのアナウンサーだった彼女がフリーになったのは2014年の秋だった。
 
 だが、フリーになった後、引く手数多とはいかなかった。彼女の人気に火がつくのは19年12月に出した写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が60万部という大ベストセラーになったのがきっかけだった。

“美のカリスマ”として引っ張りだこになり、ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレ朝系)で女優としても注目された。TBS時代は家賃10万円台のワンルームマンション。写真集を出して家賃40万円の高級マンションに移り、現在は都心の一等地にそびえる高級マンション暮らしだという。

 わが世の春を謳歌している田中だが、好事魔多し。文春が、田中についたマネージャーが何人も潰され、事務所の社長までが匙を投げたと報じている。

 フリーに転身後にテイクオフに所属したが、歴代の彼女のマネージャーたちが「機嫌が悪いと無視される。コミュニケーションが取れない」と口をそろえ、心を病み、担当を外れていったという。

 車に同乗していても、LINEで「飲み物を買って来て」と指示されたマネージャーもいたそうである。芸能界のドンといわれる周防郁雄がエイベックスに移籍させようとしたが、田中の“不穏な情報”を聞きつけ、向こうから断わったという。

 ようやく広末涼子などが所属する女優専門のフラームに移籍したが、ここで付いたマネージャーも、3月末に退社したそうだ。

 田中はプロ意識が強く、自分にも他人にも厳しく、孤高を保ち群れない性格が、マネージャーたちに、「自分たちは使用人でしかない」と思わせてしまうのかもしれない。彼女に必要なのは、「私は一人じゃない」と思わせてくれる男の存在なのではないか。

 ところでLINEが高校生限定のオープンチャットに、中年男が「サクラ投稿」していると、文春が報じている。

 これがスタッフの独断ではなく、本社からの指示で、本社が作成した「ヤラセ指南書」も入手したというのだ。

 LINEのやっていることは疑問符のつくことが多い。ユーザーである政府や自治体、企業、個人もLINEをいったん使用するのをやめて、さまざまな疑問に答えさせた方がいいと思う。

 この報道を、文春の追っかけ朝日新聞がまたまた追いかけた。

――対話アプリ「LINE」で不特定多数のユーザーとやりとりできる機能「オープンチャット」で、運営会社LINEの社員が、一般ユーザーを装ってメッセージを投稿していたことが分かった。LINEは「健全なやりとりを実現するためだったが、ユーザーへの説明が足りなかった」としており、なりすまし投稿を停止して運用方法を見直すとしている。

 オープンチャットは、特定の話題などについてユーザーが「トークルーム」を立ち上げ、そこに不特定多数が入ってメッセージをやりとりできる機能。LINEによると、2019年にサービスを始めたところ不適切な投稿が相次いだため、社員が一般ユーザーを装って一部ルームを立ち上げ、やりとりを主導するようにしていたという――

 文春発売は22日。朝日新聞DIGITALでは4月23日 5時00分だから、その後になる。

「メッセージを投稿していたことがわかった」のではなく、文春を読んでわかったと書くべきだろう。

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