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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅義偉首相が陥る“四面楚歌”

菅義偉首相が陥る“四面楚歌”――アメリカ都合の五輪多額赤字、補選全敗、小池の再延期論

石破、河野、岸田、進次郎…合格点はなし! ポスト菅をめぐる週刊誌の採点

 お次はポスト。広島を含めた3補選で自民党が全敗した。

 いよいよ菅降ろしが本格化しそうだが、困ったのは、次の候補がいないことだ。

 ポストでは、野上忠興や屋山太郎、小沢遼子ら5人を使ってポスト菅候補の石破茂や河野太郎、茂木敏充などを採点しているが、どれもこれも合格点には届かない。

 50点満点で、最高の25点が石破だけ。岸田文雄と河野太郎は18点。小泉進次郎は14点、下村博文に至っては10点である。

 まあこんなものだろう。だからといって、菅にこのままやらしておいては自民党が壊れる。二階や麻生の考えを聞きたいものである。

 ところで、先週文春が報じたフジテレビの女子アナ7人の「ステマ疑惑問題」だが、今週の文春によると、関わっていた女子アナたちは、「何が悪いの?」「みんなやっているじゃないですか」と悪びれた様子はないという。

 フジの上層部も、人数が多すぎて、「“守る”以外の選択肢が見当たらない。このまま社内で円満に終わらせるしかなく、風化を待っている状況です」(情報番組関係者)。だが、フジ関係者から寄せられた情報によると、7人の女子アナたちが美容室と系列のネイルサロン&マツエクに通った回数は100回を超え、総額200万円は下らないそうである。

 これはBPO(放送倫理・番組向上機構)が乗り出してもおかしくはないレベルのコンプライアンス違反だと思うが、フジのアナウンス部では問題解決どころか、どこから漏れたのか犯人探しに躍起になっているという。本末転倒である。

 さて、マスク拒否騒動を2度も起こして逮捕された元明治学院大の非常勤職員の奧野淳也容疑者(34)は、東大大学院満期退学という経歴を持っていると、新潮が報じている。

 昨年9月にはピーチ・アビエーションの機内でマスク着用を拒否して逮捕された。4月10日には、千葉県館山市内の食堂で、マスクを着けないと大騒ぎして客ともみ合い、駆け付けた警察官の顔を殴ったとして現行犯逮捕された。

 奧野容疑者、大阪府内に住む公務員の父親の長男として生まれ、裕福な子ども時代を送っていたという。名門の洛星高校を卒業後、東大法学部に現役で合格している。

 だが大学院まで進み、博士課程で論文が通らなかったことからか、「だんだんと“あんな風”になってしまって……」(奧野の父親)

 食堂でマスクを着けないことぐらいで極悪人呼ばわりする今の風潮には、私も辟易している。マスク至上主義に抵抗するのはいいが、やり方を考えるべきではあったと思う。

 朝のワイドショーを飯を食いながら見ているが、毎日コロナコロナで飯がまずくなるからNHKの『あさイチ』に切り替える。

 ここは別世界だ。何があろうとわれ関せず、身体にいい体操やおいしいご飯の作り方を一年じゅうやっている。

 こういう番組の作り方もあると変に感心する。

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