脱グラドルしてサウナにかけた園都が不満爆発！ 女性サウナの不便な現実　温度低すぎ、なぜかミストばかり…

　週10回サウナに通うスタイリストの有本祐輔氏が、ゲストを呼んでサウナ体験をコーディネート。サウナ入浴後の“整った状態”で、ゲストの本音を引き出していく本連載。

　連載初回となる今回のゲストはグラビアアイドルの園都さん。2020年5月に事務所から独立し、サウナアイドルとして活躍する彼女と有本氏が、「Smart Stay SHIZUKU 上野駅前」（東京・台東区）に入浴後ガチンコ・サウナトークを展開。男女のサウナ事情の違いなどを語り合った。

都内でおすすめの女性サウナは？

有本：カプセルホテルって男性限定のところが多いし、都内の女性が入れるサウナも少ないですよね。女優さんや女性タレントさんでもサウナ好きな人は多いけど、上野の「北欧」も笹塚の「マルシンスパ」も基本入れない……。今回入った「Shizuku」は俺もまだ２回目だけど、湿度が高くて、水風呂もちゃんと冷たいし、綺麗だから女性も使いやすそうだよね。

園：めっちゃ良かったです。女性が入れるカプセルホテルのフィンランド式サウナは貴重ですね。私は恵比寿の「°C」が、オートロウリュウのあるフィンランド式なのでよく行きます。ここはサウナから冷水シャワーへの動線もキレイで、無駄がないんですよ。

有本：サウナ、水風呂、外気浴のトライアングルが完璧（笑）。動線は大事ですよね。俺もサウナにハマった最初の頃は「整う」感覚がよく分からず、サウナと水風呂繰り返すだけで休憩なしで入っていたんだけど。

園：水風呂がメインディッシュだと思いがちですけど、実は外気浴も大事ですよね。今はコロナでイベントとかも難しいですけど、年末に呼んでもらって、高知県四万十町のアウトドアサウナで、自然の水風呂で整ってきました。最高でしたね。

有本：高知県だと「グリンピア」は行ったことある？

園：あります！
有本：休憩スペースが内気浴なんだけど天井が高くて……。

園：オーナーさんがサウナのフェスとか手掛けている方で、３年くらい前にサウナに目覚めて、独学でつくっちゃったっていうのがすごい！ 私は徳島県出身ですけど、四国であんなに完璧なフィンランド式は「グリンピア」しかないんで、特に衝撃でした。サウナブームで北海道や九州、関西もサウナ充実しているのに。

有本：俺の地元の広島県も有名サウナがないです。

園：四国にもこんなサウナがもっと増えたらいいなと思って。オーナーさん曰く、もともと工場跡地みたいなところに500万円ほどで建てたとかで、本当に掘立て小屋みたいな外観なんですけど（笑）。「高知にこんな素敵なサウナがあるなら、私も地元の徳島県でサウナをプロデュースしたい！」と。

有本：スポンサーを探すしかないね（笑）。実は俺も、地方のある場所でサウナ計画しています。スタイリストの仕事も楽しいけど、サウナってたくさんの人に体験してもらえるのが嬉しいよね。