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山崎育三郎が舞台で大号泣! ミュージカルもジャニーズも公演中止でエンタメ業界が再び青息吐息

山崎育三郎が舞台で大号泣! ミュージカルもジャニーズも公演中止でエンタメ業界が再び青息吐息の画像1
山崎育三郎(Getty Imagesより)

 25日より発令された緊急事態宣言によって、再びエンタメ業界が大打撃を受けそうだ。

 現在、帝国劇場で上演中の舞台『モーツァルト!』は28日~5月6日の公演を中止すると発表。W主演を務める山崎育三郎は、24日のカーテンコールで「今日が最後かもという気持ちで挑んでいたが、27日まで開演すると決めました」と語りながら感極まったのか、号泣。続けて、感染対策に取り組むスタッフへの感謝の気持ちを伝えた。

 この公演を見ていた劇場関係者はこう話す。

「山崎さんの涙に客席ももらい泣きしていましたね。スタッフへの感謝の気持ちはもちろんあるのでしょうが、どちらかといえば悔し泣きのようにも見えた。舞台は準備期間が大変ですし、今はコロナ対策にも気を使わないといけないから、演者もスタッフも神経をすり減らしながら公演を進めている。そうした中で、感染者を出すことなく順調だった舞台まで中止しなきゃいけないなんて、理不尽ですよ。正直、いつ中止や延期になるかわからないという覚悟を持ちながらやっていたとは思いますが、実際に中止になると演者の精神的ダメージが心配になってしまう」

 帝国劇場のほかにも、日生劇場で5月からスタートする予定だったミュージカル『ブロードウェイと銃弾』、シアタークリエで公演予定だった『ジャニーズ銀座2021 TOKYO EXPERIENCE』、新橋演舞場で上演中の『滝沢歌舞伎ZERO 2021』など、ジャニーズ関連の公演も軒並み公演の一部中止を発表した。また、野田秀樹演出の『パンドラの鐘』、コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』、舞台『刀剣乱舞』などの人気公演も中止を余儀なくされている。

 舞台だけでなく、ジャニーズやLDHなどはコンサート中止の憂き目にもあっている。レコード会社関係者の証言。

「とにかく緊急事態宣言の発令が急すぎて、関係各所は寝ずの対応に追われたようです。特に、どこよりも活発にドームツアーを推し進めてきたLDHは、ダメージが大きいんじゃないかと心配。ここだけの話、ジャニーズやLDHなどの大手は、今年頭から国のほうから『ライブはやってもらっていい』というような通達が直々にあったらしい。ジャニーズやLDHが大規模ライブを成功させれば、オリンピックをやっても大丈夫だというアピールになりますしね。にもかかわらず、今回また緊急事態宣言で公演中止に追いやられた。正直、怒り心頭だと思いますよ」

 国から「不急不要」とみなされたエンタメ業界が受けた甚大なダメージ。スタッフや演者が報われる日はくるのだろうか。

山本ロドリゲス久美子(芸能ライター)

ジャニーズ系ライター。LDHやK-POP、2.5次元舞台などの現場取材も多数経験。

やまもとろどりげすくみこ

最終更新:2021/04/26 13:10
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