巨人vs阪神、伝統の一戦がメチャクチャに! 日テレ「ベタ惚れナイター」に大ブーイング
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プロ野球のナイター中継が地上波からほとんど姿を消して久しいが、日本テレビが20日、伝統の巨人vs阪神戦をゴールデンタイムに放送。しかし“余計なこと”をしたばかりに、プロ野球ファンから猛批判が寄せられている。
昨年はコロナ禍に翻弄されたものの、今年は順調に日程を消化しているプロ野球。20日の放送は、日テレにとって今季3試合目となる地上波ゴールデンの野球中継だったが、プロ野球ファンの喜びが怒りに変わるのには、さして時間を必要としなかった。熱烈な阪神ファンの40代男性はいう。
「20日の試合は、目下絶好調の阪神が宿敵・巨人の本拠地に乗り込む3連戦の初戦。昨年、阪神は巨人にボコボコにやられたので、今シーズンを占う上で重要な試合で、地上波での中継を楽しみにしていました。しかし、いざチャンネルを合わせると、『野球愛 ベタ惚れナイター』なる企画が行われていて、邪魔なワイプが常時画面に映っている上、ゲストの芸人がペチャクチャ喋っていてとにかく不愉快で、すぐにラジオに切り替えました」
これは決して、この男性だけの感想ではない。ツイッターには、
「マジでワイプ邪魔。こんなんいらんねんて」
「野球に集中できへんわ! クソ芸人のべしゃりで台無しだわ!」
「最低な企画。今日は野球観ません」
など、野球ファンから怒りの声が殺到。一時は「野球中継」という単語がトレンドに入るほど、悪い意味で話題になった。これが一時の“気の迷い”なら救いようがあるが、日テレにはたっぷり“前科”がある。
「日テレは昨年、クイズ企画をやって炎上したばかりです。これは解説者が次のプレーを予測してポイントを競うものでしたが、“L字ワイプが邪魔だ”という声が殺到しました。日本シリーズでも炎上しています。昨年の日本シリーズは巨人対ソフトバンクの戦いでしたが、あまりに巨人寄りの中継だったため、多数の批判が寄せられました。
『AIキャッチャー』という企画もありました。過去のデータをもとに、AIが最適な配球を算出するものでしたが、満塁の場面でど真ん中を要求したり、フォークが得意でない投手にフォークの連投を求めたりして、失笑を買いました。コロナでお蔵入りになりましたが、昨年の開幕戦中継は、衝撃映像を流すバラエティ番組とプロ野球中継が合体したものになるはずでした。これももし放送されていたら炎上したでしょうね」(週刊誌スポーツ担当記者)
野球中継が減ったのは、視聴率が伸びないのも一因。新たなファンを獲得すべく、色々な企画に挑む姿勢は買いたいが、こういった試みが受け入れられた例はほとんどない。
「一時期、画面の端に応援ツイートを表示するのが流行りましたが、必ず『邪魔だ』という電話があるので、めっきり減りました。野村克也氏が配球を分析する『野村スコープ』も、今でこそ当たり前になりましたが、登場した当時は“目障りだ”と酷評されたものです。そもそも野球中継はすでに完成されたコンテンツで、イジる必要などないんですよ。高校野球中継を見れば分かるように、グラウンド、ベンチ、せいぜい応援席を映すぐらいで十分。余計な企画が野球離れを加速させていることに気付くべきです」(キー局関係者)
クイズ企画は2度にわたって行われたが、「ベタ惚れ」はどうなる?
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