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さんま&マツコの新番組が酷評の嵐? 大コケなら「さんま、レギュラー消滅」の悪夢も

さんま&マツコの新番組が酷評の嵐? 大コケなら「さんま、レギュラー消滅」の悪夢もの画像1
『週刊さんまとマツコ』(TBS公式サイトより)

 明石家さんまとマツコ・デラックスがタッグを組んだ新番組『週刊さんまとマツコ』(TBS)が18日にスタート。テレビ界きっての人気者2人が揃ったが、初回放送の内容が物議を醸している。

『週刊さんまとマツコ』は、日曜18時30分スタートの30分番組。HPによれば、「ある時はスタジオで、ある時はロケで思う存分喋り倒す」という番組のようだが、さすがは大御所というべきか、初回から気負うことなく、リラックスした雰囲気で番組は始まった。明石家さんまとマツコ・デラックスは『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)で長年共演してきたが、昨年9月にマツコが同番組を降板。久々の2ショットが拝めるはずだったが、その期待は簡単には叶わない。

「番組初回は2人の楽屋にそれぞれカメラを据え、スタッフとのやりとりをそのまま放送するというもの。さんまとマツコが絡むシーンは放送されずじまいでした。さんまは楽屋でも自然体で、番組をやることになったきっかけなどをポツポツと話しており、それはそれで興味深いものでしたが、マツコはボヤきを連発し、それにヘラヘラと対応する取り巻きたちの姿を延々と見させられるという内容。売れっ子芸能人の楽屋を見てみたいというニーズはあるでしょうが、日曜夜という超プレミア帯にこんな緩い番組を放送するとは驚きました」(民放バラエティ番組制作関係者)

 要するに初回は「プロローグ」のようなもの。たった1回で番組の成否を占うのは早計だが、

「なんだこの内輪ネタ」
「これが面白いと思う業界のセンス」
「こんな雑談で、金貰えるんだ」

 と、ネット上では厳しい声も相次いでいる。さらに、視聴率王の2人が揃ったぐらいでは太刀打ち出来ないほど裏番組が強いことも、業界が注目する理由だ。

「日曜18時台は、長らく『サザエさん』(フジ)の一強時代が続きましたが、『笑点』と『ザ!鉄腕!DASH!!』という超高視聴率番組に挟まれた日本テレビの『真相報道 バンキシャ!』が、長い時間を掛けて『サザエさん』を抜き去り、両番組が高いレベルでしのぎを削っています。さらにテレビ朝日の『相葉マナブ』も好評で、この4月から30分番組が1時間に伸びており、TBSはいわば“かやの外”です」(テレビ情報誌記者)

 2人の相性の良さは『ホンマでっか』が証明済みだが、スタートダッシュに失敗し、ライバルも超強力。たかが30分番組とはいえ、番組が短期で終わるようなことがあれば、とりわけさんまにとっては致命傷になるという見方もある。

「さんまは現在65才。後輩芸人から“お笑い怪獣”と呼ばれる彼ですが、たけしやタモリの例を見ても、今後キー局で新番組が始まる可能性は薄いでしょう。そうなると、現在のレギュラー番組を長く続けるしかありませんが、『ホンマでっか』は視聴率が右肩下がりですし、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)は数字的には悪くないものの、ジェンダーへの無理解が危なっかしいというのが、さんまに対する最新の評価です。

 また、視聴者の多くは、『かりそめ天国』(テレビ朝日)でマツコと番組をやっている有吉弘行とさんまを比べてしまうはず。ここで新番組がコケるようなら、『さんまさんもそろそろ……』という声が一気に噴出し、“レギュラー消滅”という悪夢のシナリオまであり得るでしょう」(キー局関係者)

 楽屋を出て舞台に上がる第2回放送は、いきなり正念場になりそうだ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2021/04/21 07:00
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