トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > 指原莉乃『ゼロイチ』で挑む高い壁

指原莉乃、『メレンゲ』後番組の『ゼロイチ』で挑む『王様のブランチ』の高い壁

指原莉乃、『メレンゲ』後番組の『ゼロイチ』で挑む『王様のブランチ』の高い壁の画像1
『ゼロイチ』(日本テレビ公式サイトより)

  指原莉乃が司会を務める情報番組『ゼロイチ』(日本テレビ)が4月からスタートした。今や完全にAKB48出身メンバーの出世頭となった彼女が抱えるレギュラー番組は10本以上だが、放送時間が3時間近くにも及ぶ大型番組に勝算はあるのか?

『ゼロイチ』は10時30分から11時45分までの第1部と、11時55分から13時45分までの第2部からなる大型情報番組。25年間続いた『メレンゲの気持ち』の後番組としてスタートしたが、フタを開けてみれば、その内容はライバル番組にそっくりだった。

「番組HPに記載されている『どこよりも“今っぽい&今がわかる”エンタメ情報バラエティー』というキャッチコピーから想像はできましたが、ビックリするぐらい裏番組の『王様のブランチ』(TBS)にそっくり。

 前半が週末お出かけ情報とグルメリポートで、後半はエンタメ情報、SNSのトレンド紹介、芸能情報ですから、パクリと言われても文句は言えないような番組です。4月の改編では、TBSの朝の新番組『ラヴィット!』が『ヒルナンデス』(日本テレビ)にそっくりだと言われており、互いにアイデアを拝借し合ったような形になっています」(テレビ情報誌記者)

 テレビ業界は、一度ヒットが生まれれば、他局がパクるのが当たり前の仁義なき世界。ただ、指原が越えなくてはいけない壁はとてつもなく高い。

「近年は少しパワーが衰えましたが、それでも『ブランチ』の影響力は絶大。書籍や映画情報をこれだけガッツリやる番組は皆無なので、出版社や映画関係者の間で『ブランチ』は神番組です。新聞や雑誌の広告、書店などで『王様のブランチで紹介されました』というフレーズは絶大な力を持ちますし、商品が紹介されればすぐにバカ売れするので、“いかにブランチにねじ込めるか”は宣伝マンの腕の見せどころです。

 一方、リポーターも売れっ子の登竜門になっており、この番組がきっかけで羽ばたいた子も多い。MCだったアンジャッシュ渡部建のトラブルはありましたが、絶対王者であることに変わりはありません」(広告代理店関係者)

『王様のブランチ』の放送は25年目。その牙城が簡単に揺るぐことはなさそうだが、『ゼロイチ』に関してはこんな指摘もある。

「第2部は11時55分スタートですが、地方ネットの局の中には12時から始まる局が多く、『番組が途中から始まる』と、視聴者からクレームが寄せられています。普通はそういったことも想定して構成を考えますが、それをまったく無視しているため、地方で番組を見ている人は、いきなり番組が途中から始ってビックリするようです。厳しい言い方をすれば、その程度の情報しか伝えてないということですね」(キー局関係者)

 まだ“ゼロイチ”の“ゼロ”の段階ということなのだろうか。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

にっかんさいぞー

最終更新:2021/04/21 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画