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「小室圭文書」と解決金で見る“名誉”の軽さと結婚の現実味
今週の1位は、4月8日に突然、大量の文書を公表した小室圭に対する、週刊誌各誌の批判、反論特集である。
沈黙を破って膨大な文書を公表した小室圭だったが、その反応は芳しくなかった。
「カラ振りに終わった“マザコン文書”」(週刊女性)「『眞子さまより母守る』断ち切れない佳代さんの呪縛」(女性自身)「秋篠宮家を屈服させた『録音する男』」(女性セブン)
こうした反応に驚いたのだろうか、文書を公表した4日後、唐突に、「小室圭さんの代理人弁護士が12日、朝日新聞などの取材に応じた。小室さんの母・佳代さんと元婚約者男性との金銭トラブルをめぐり、小室さんが『解決金』を渡すことを検討していると明かした」(朝日新聞4月13日付)というのである。
弁護士によると、小室は、話し合いで解決しようとしたことを文書の中で伝えられたと判断して、「解決金」を渡すことで次の段階に進むことを選んだというのである。
私は「なんだよそれ!」と思わず声をあげた。
あんたは文書の中で、解決金を渡して和解ということも考えたが、「世間からはやはり借金だったのだ」と見られてしまうに違いない。そうなれば、「将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族と見られ続けてしまう」から「一生の後悔となる可能性のある選択」はできない、これは「切実に名誉の問題」だといい切っているではないか。
あんたの名誉とは、そんなに軽いものだったのか、そう思わざるを得ない。
この文書について皇嗣職大夫が会見で、「眞子内親王殿下のご意向が大きかったとお聞きしている」と述べたため、眞子さんとの“共同制作”だったことが公になり、「眞子さまの見識も疑わざるを得ません」(さる宮内庁関係者=新潮)と、彼女への批判の声まで出てきているようである。
それに、「眞子さまは、小室さんだけでなく母親の佳代さんとも連絡を密になさっています。そのご様子は、“すでに小室家のお子さんなってしまっているのではないか”という危惧を抱かされるほどです」(秋篠宮家の事情を知る関係者=同)
件の文書には、元婚約者が「返してもらうつもりはなかった」と発言したと24回も引用して、贈与だった証拠だとしている。
12年9月に元婚約者と母親・佳代、小室圭の3人の婚約破棄の話し合いの席で、元婚約者が「返してもらうつもりはなかったんだ」といったのを、小室圭が機転を利かせて録音した「音声」が決定的な証拠だと、文書の中で、その箇所を書き起こしてもいるのである。
だが、その後、元婚約者は約400万円の返済を求める手紙を出し、小室母子が「要望には応じかねる」という短い文書を持って彼のところへ来た13年8月のやりとりを、今度は元婚約者のほうが録音していたと、文春が報じたのである。そこで彼ははっきりこういっている。
「僕が、最初から『このお金は全部使っていいですよ』と、もう入学金の一部から全部含めてですよ。もう最初から『差し上げます』と言った覚えは僕は一言もない。ただ婚約している間だから、ここから動いたお金は贈与というのは成り立たない」
文春は、「今回の説明文書で、この十三年八月のやり取りについて、小室さんは“ウソ”を記している」と難じる。
たしかに、その時の話し合いの席で元婚約者が、「返してもらうつもりはなかった」という発言はしなかったが、前言を翻すことはなかったと文書にある。だが、元婚約者ははっきりと、「お金は差し上げます」といったことはないといっている。相手側も録音をしていることに気付かなかったのは、将来の弁護士として“不覚”というしかない。
前回を含めて2度の小室文書を出したために、多くの国民の理解を得るどころか、かえって反感にさらに火をつける結果になってしまったようである。
だが新潮も書いているように、2人の結婚は現実味を帯びてきているのだ。
私も、眞子さんの小室圭を慕う心は疑いようがないし、彼女のためにも結婚してほしいと思っている。だからこそ、新潮で秋篠宮家の事情を知る関係者がいっているように、
「秋篠宮さまは小室家のトラブルの詳細をお知りになりたいわけではなく、眞子さまを安心して任せるに足る人物だということを示してほしいのです」
小室圭は、秋篠宮の真意を完全に取り違えたといわざるをえないだろう。
私は、小室圭の文書に対して、元婚約者が現代誌上でどんな反論をするのか楽しみにしていた。
たしかに現代で「独占インタビュー」をやってはいるが、文春の記事を読んだ後では、やや拍子抜けの感は否めない。
なぜ、小室母子とやり取りした録音を、現代でスクープしなかったのだろう。元婚約者の代理人も現代の専属記者だから、普通に考えれば現代に優先権があるはずだと思う。だが、文春にやってもらったほうが影響力が大きいと元婚約者側が考えたのだとしたら、現代も舐められたものである。
彼は、婚約解消を告げた時、小室圭が録音を録っていたことは知らず、文書を見て驚いたという。
返済を求めた手紙を送り、小室母子がそれを拒否して以来、彼らに催促しなかったことについては、たしかにマンションのエレベーターや会議で会うことはあったが、「他のマンションの住人の方などの目があります。そこで私が『借金はどうなりましたか。いつ返してもらえるんですか』などと聞いたら、彼らは肩身が狭い思いをしてしまうと考えていたのです」と語っている。
小室側の代理人の弁護士と話し合いをするとき、彼のほうが弁護士を付けず現代の記者にしたのは、弁護士に払う費用がなかったのだと話している。
文書を公表してから、小室側が和解金を払うといい出したことについては、「非常に不可解」「私はもう400万円の返金は求めていません。(中略)受け取るつもりはありません」と断言して、「圭君には『眞子さまとご結婚される覚悟を示すには、もっと先にやることがあるのではないですか』と伝えたいです」と結んでいる。
追い詰められているのは小室母子であることは間違いない。(文中敬称略)
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