タレントの美容室ステマは当たり前? 文春に目をつけられたフジテレビアナは運が悪かっただけなのか
#フジテレビ #女子アナ #ステルスマーケティング
フジテレビの女性アナウンサー7人が、有名美容室で、無料でカットしてもらう代わりに、その後の姿をSNSに投稿し、宣伝に協力する“ステルスマーケティング”に加担していた疑惑が浮上していると、4月15日発売の『週刊文春』が報じた。
これに対し、15日放送のフジテレビ系『バイキングMORE』で同局の伊藤利尋アナが「お騒がせしていること」については謝罪しつつも、「ステルスマーケティングに該当する行為はないと考えております」と釈明した。
「美容室で無料でカットしてもらい、その後にSNSに店の名前などを投稿するというのは、多くのモデルや女性アイドルもやっていること。はっきり言って、それを“ステマ”だと思っている人はほとんどいません。フジのアナウンサーたちも同様だと思います。いわゆる“カットモデル”だってことで言い訳もできますし」(メディア関係者)
つまり、芸能界では日常茶飯事だというこれらの行為。美容室だけでなく、エステサロンや脱毛サロンなどでも同様のことが行われているという。
「タレントのインスタグラムなんかにエステや脱毛、歯のホワイトニングなんかのサロンの写真が投稿していたら、それは無料で施術してもらっているか、割引してもらっているかのどちらかです。もちろん、店側としては宣伝をしてもらう代わりにディスカウントしているので、厳密に言えばステマなんでしょうが、モラル違反だと思っている人なんていない。これを咎めてしまうと、かなりたくさんのタレントが摘発される事態になりますね」(同)
たしかにグレーな行為ではあるものの、決して悪質ではないというのが、芸能界での認識と言えそう。しかし、今回は、フジテレビ側の分が悪いと見られている。
「昨今の芸能マスコミは、良くも悪くも“文春は正義”という認識になっている。普通であれば見逃されるような倫理違反も、文春が報じればギルティーとなってしまう。フジテレビは運が悪かった」(同)
今回報じられたことで、フジテレビのアナウンサーだけでなく、ほかのタレントたちもこれらの“ステマ”ができなくなりそう。ある芸能事務所関係者はこう話す。
「タレントにしてみれば、ヘアカットや脱毛などは必要な“メンテナンス”なんですよ。事務所が経費を出してくれるならいいんですが、もちろん自費でやっているタレントも少なくない。でも、今回文春が報じてしまったことで、どんなに小さな案件でもステマ的行為が許されなくなってしまう可能性も高いんです。上手くステマをして節約をしていたタレントたちにとっては本当に迷惑な話でしょう」
お金がない若手タレントたちの、フジテレビアナウンサーたちへの怨嗟が募っていく。
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