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やってはいけない男性の肌ケアに要注意! 洗顔、化粧水、乳液の3ステップ基礎ポイントを解説

やってはいけない男性の肌ケアに要注意! 洗顔、化粧水、乳液の3ステップ基礎ポイントを解説の画像1
Getty Imagesより

 学生時代にメイクを習わなかったのに、社会に出たらメイクが礼儀とされ、自己流でメイクを勉強する女性が大半。

 その人たちは雑誌やネットで情報を収集するわけだが、ようは多くの人が“自己流メイク”のままで過ごしているということ。

 これは、男性のスキンケアも全く同じで、私たちはきちんとしたスキンケアを習ったことがない。なんとなく友人から聞いた方法、SNSで見た方法などを、自己流でやっている人は多いのではないだろうか?

 もちろん、自己流は悪くない。しかし、間違った方法を実践していると逆に肌に悪いなんてこともある。そこで、そこで今回は「これだけはやってはいけない肌ケア」のポイントを解説しつつ、正しいケア方法について考えていこうと思う。

 まずは洗顔におけるNG事項をあげていこう。

1:「ゴシゴシ洗顔」は顔の大敵

 男性の洗顔にありがちなのが、てのひらで顔を強くこすって洗ってしまうというミス。強く洗うと、皮脂膜と表皮を傷つけてしまい肌のバリア機能が低下。この状態は肌から水分が蒸発しやすいので乾燥につながってしまう。そして乾燥は、顔のテカりを引き起こすという悪循環に。

 なので洗顔で一番大切なのは、洗顔料をしっかりと泡立てること。ここで洗顔が完成するいっても過言ではない!

 「泡で撫でる」ことを意識して、手と顔が当たらないくらいの感覚で洗顔するのがおすすめだ。

やってはいけない男性の肌ケアに要注意! 洗顔、化粧水、乳液の3ステップ基礎ポイントを解説の画像2 やってはいけない男性の肌ケアに要注意! 洗顔、化粧水、乳液の3ステップ基礎ポイントを解説の画像3

2:化粧水は叩かない!

 洗顔が終わったら化粧水までセットでやる男性が増えているそうだ。これは男性の美意識が高くなっているということで、良い傾向なのだが、問題は塗り方。よくある間違いで、ペチペチと顔を叩いて化粧水を塗るやり方をする人がいる。

 これはドラマやテレビCMの影響が大きいのかもしれないが、化粧水はどんなに叩き込んでも吸収率は変わらない。むしろ叩いて皮膚を刺激することで、防御反応としてメラニンが生成され、肌がくすんでしまう可能性すらある。やりすぎれば、最悪炎症という事態に陥りかねない。

 化粧水をつけるときは手で馴染ませ、顔全体を優しく包み込むようにつけるのが基本だ。

3:化粧水だけではダメ! 乳液も使おう

 そして男性に多いのが、「ベタベタするから乳液を使わない」という意見。気持ちはわかるが、せっかく化粧水までするのなら乳液の一手間を加えてほしい。

 乳液には、肌の水分蒸発を防ぐ役割があり、化粧水でせっかく補給しても油分不足だと水分が蒸発して、やっぱり乾燥してしまう。乾燥はくすみやシワにつながるので、避けるべきだ。

 水分の蒸発を防ぐには、乳液で油分を補うことが大事。ようは化粧水で潤した肌に、蓋をするイメージだ。

 肌を清潔に保つには洗顔→化粧水→乳液のセットでやるのが好ましい。それが面倒な場合、上記の3ステップがセットになったオールインワンジェルを使うようにしよう。

 気温が上がってくるこれからの季節、汗や皮脂などの肌トラブルも起こりやすくなってくる。そんな今こそ、きちんと正しいスキンケアを心がけたいところだ。

こうすけ(メイクアップアドバイザー)

メイクアップアドバイザー/メンズコスメの総合サイトmencos.運営者。元外資系ブランド美容部員で化粧品販売を経てメディアを開設。現在はメディア事業の傍ら、男性コスメの開発にもアドバイザーと参画している。

Twitter:@kosukemakeup

mencos.

こうすけ

最終更新:2021/04/19 11:00
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