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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 晋平太&ボイメン水野ペアの決め手は直伝パンチライン!

『フリースタイルティーチャー』を体現していた晋平太&ボイメン水野ペア。優勝の決め手は直伝のパンチライン!

晋平太の教え「Disの間にはi(愛)がある」に忠実だった

 最後はティーチャー・晋平太とスチューデント・水野によるウイニングサイファーだ。バトルではオラオラ満点だった水野が、ここでは穏やかな表情である。素のテンションになったことで、彼のスキルの高さがノイズなしに露わになった。

水野  「俺の先生は晋平太 ボイメンは俺の人生だ
     晋平太は言ってたぜ 『相手には愛がないとダメだ』って言ってた
     Disの間にはiがあるんだぜ だから皆にリスペクトを送りたい
     今日は皆 本当にありがとう」
晋平太 「戦った皆にリスペクト MCにも持つMIC
     真ん中に愛がない試合なんて 意味ないし見たくないだろ」

 サイファーの内容が最高過ぎて言いたいことがたくさんある。まず、「ボイメンは俺の人生だ」にグッときた。ボイメンへの思いと対戦相手へのリスペクトが詰め込まれているのだ。

「Disの間にはiがある 相手には愛がないとダメだ」という晋平太の教えを忠実に守ったからこそ水野は優勝した。まさしく、『フリースタイルティーチャー』という番組名にふさわしいペア。スキルより水野のアイデンティティをじっくり育てた晋平太の手腕も見事だった。愛をもって水野を手塩にかけたからこそ、伝わってくるものがある。名古屋のヤバいグループ「BOYS AND MEN」には、ぜひバカ売れしてほしい。

 ……と、感動の大団円で終わるのかと思いきや、次回からはティーチャーとスチューデントを入れ替えてのシャッフル2周目が行われるらしい。しかも、組み合わせはZeebraと青山テルマが考えるようだ。この試みは番組初! 

 ズバリ、岡野と宮里ソル(円神)の2人に注目したい。2周目の盛り上がりは彼らの伸びしろにかかっている。特に、素質を持ちながら未だ覚醒前の宮里に期待大だ。あと、右肩上がりの成長が続く9太郎の存在も怖い。下手すると、今度は彼が優勝をかっさらいそうな気がするのだ。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2021/04/13 22:00
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