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小室圭さん“結婚へのキーマン”は美智子上皇后――「小室圭文書」の公開と元婚約者をめぐる弁護士口調の貫禄

大手メディアがスルーした橋本聖子組織委会長の「週刊文春」回収、販売中止要請

 ところでふざけた男がいたものだ。FLASHが報じている俳優の山本裕典(33)のことである。

 この男、2017年に女性問題が多いなどの素行不良を理由に事務所から契約を解除されていたという。

 ようやく復帰したら、付き合っている19歳の女子大生をはらませ、山本に知らせたら「堕ろして」とそっけなくいわれてしまったという。

 その上LINEで、「世間にはバレたくない」「デキ婚なんて、イメージわりいし」と逆ギレしたそうだ。それでも産む意志を固めた彼女と、養育費は払う、子どもには会わせてもらうなどの約束を交わしたそうだが、彼女は信じていいのか悩んでいるという。困った男だ。

 まさに「呪われた五輪」というしかない組織委員会の惨状である。それなのに、自らの組織内の腐敗を省みず、開会式を巡るさまざまな問題を報じてきた文春に対して、橋本聖子組織委会長名で、「週刊文春4月8日号を直ちに回収し、今後の販売を中止せよ」といってきたというのである。

 いうまでもなく文春側は、「小誌に対して、極めて異例の『雑誌の発売中止、回収』を求める組織委員会の姿勢は、税金が投入されている公共性の高い組織のあり方として、異常なものと考えています。小誌は、こうした不当な要求に応じることなく、今後も取材、報道を続けていきます」と公表し、一歩も引くことなく、問題を暴いていくことを高らかに宣言した。

 だが、このことを報じたのは朝日新聞と産経新聞だけで、読売は1日遅れ、毎日新聞、日経、NHKは一切報じなかったという。

 産経を除く朝日、毎日、読売、日経は東京五輪のオフィシャルスポンサーになり、NHKも放映権を獲得しているから、組織委のご機嫌を損なうわけにはいかないのである。

 今週の文春は、五輪に関わる電通や博報堂などの人件費が1人あたり1日30万円以上と高額だと追及している。

 さらに、3月25日から始まった聖火リレーで、3日間で3件もの車両事故が発生しているのに、組織委は公表していないという。

 事故多発の理由は、「五輪延期に伴う運営の簡素化で人員が削減されてしまい、一部運営スタッフは3~5人の4班編成という少人数で聖火リレーに同行しています。班によっては日の出時刻に出発し、業務終了が夜10時過ぎになることもある。食事時間もほとんど無いスタッフもいるそうです。事務局からは『各班交替で休みを取るように』と言われていますが、休んだら業務が回りません」(現場スタッフ)

 聖火リレーではこんなことも起きている。毎日新聞(4月7日付)によれば、「NHKが中継する東京オリンピックの聖火リレーの映像から一時的に音声が消える『異変』があった。4月1日夜、聖火ランナーが長野市内を走っていた時だった。『オリンピックに反対』。沿道で抗議行動をしていた市民の声が一瞬中継に入り込んだ。その直後、中継から音声が消えたのだ。SNS上では、『都合の悪い音声』を消したのではないかとの声が出ている」

 音声が約30秒消えているのだ。組織委に忖度してのことであろう。だがその組織委は、「IOCの手足になる“イベント屋”との位置づけです」(組織委関係者)。

 今回の五輪を「復興五輪」と位置付けているが、「このワードはIOCに受け入れられていませんでした」(演出チーム関係者)。JOCはIOCの二次か三次下請けに過ぎないのだ。

 組織が腐っていけば、中にいる人間も蝕まれるのは必定。山下泰裕副会長は、日本レスリング協会の元コーチが「不正流用」があると組織委に訴えて出たのに、調査も処分も行っていないそうである。

 その理由が、山下とレスリング協会の富山英明副会長が同じ年で、ロス五輪の金メダリスト同士の盟友だからというのでは何をかいわんやである。

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