庵野秀明が『エヴァ』作品プロモーションに初登場! 『NHKプロフェッショナル』批判の真意
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アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の大ヒット御礼舞台あいさつが11日、東京・新宿バルト9で行われ、総監督の庵野秀明氏らが出席したことを各メディアが報じた。
2007年から再始動し、これまで、3作が公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のシリーズ完結編。各メディアによると、2度の公開延期を経て3月8日に全国466館で公開され、4月7日の時点で興行収入70億円、観客動員460万人を突破。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を上回り、シリーズ歴代最高成績を更新中だ。
テレビシリーズが初回放送された1995年以来、『エヴァンゲリオン』シリーズのプロモーションで庵野氏本人がファン向けのイベントに登場するのはこの日が初めて。
「本当にありがたい」とファンに感謝した庵野氏は、興収82.5億円を記録した16年公開の『シン・ゴジラ』を引き合いに、「もしも『シン・ゴジラ』を超えると、僕の中でもレコード(記録)だし、こんなニッチな作品が100億円いえば、アニメ業界の活性化になる」と大台超えに期待を寄せたという。
「『シン・ゴジラ』のプロモーションですらほとんど稼働しなかった庵野氏だが、まさか、舞台あいさつにまで登壇するとは驚いた。やはり、庵野氏をプロモーションに前向きにさせたのは、あの番組が大きかったのでは」(テレビ局関係者)
同作公開後の先月8日、庵野氏に約4年間密着し、今作の製作の過程を追ったドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)が放送され話題になった。
番組の話題を振られた庵野氏は、「僕は見てない。僕が映ってるものは見ない。嫌だから」とぶっちゃけ。さらに、「4年間(密着)って謳ってるけど、ベッタリいるだけでなく、何カ月も来ていない時期もあった。もっといいシーン、これ撮っとけばいいのに、というのが現場でたくさんあった。いい所に来てなかったんですよ」とNHKのスタッフにダメ出しを食らわせたというが、同番組の放送が観客動員にひと役買ったことは間違いないだろう。
「庵野氏が企画・脚本を手がける『シン・ウルトラマン』は公開が延期になって日程を調整中。さらに、先日、仮面ライダーの生誕50周年を記念し製作される映画『シン・仮面ライダー』(23年3月公開予定)の監督・脚本を務めることが発表されたばかり。両作のヒットのために、これまで以上に表舞台に出ることになりそうだ」(映画業界関係者)
今後、『プロフェッショナル』ではカットされてしまった映像の放送や商品化があればまた話題になりそうだ。
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