「なんかちょっと不幸そう」な田中みな実、山里亮太の言語感覚…今週の「テレビ日記」的発言
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田中みな実「34歳独身で、なんかちょっと不幸そうっていうのも、きっと女性から好かれてる理由なんだと思う」
3つ目、7日の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)。ゲストはぼる塾と田中みな実。ぼる塾の3人は、田中が紹介する化粧品を使用するなど、彼女のことをリスペクトしているという。そんなぼる塾のあんりが、田中の人気を分析する。
「世の美人って、なんもしてないで美人ですよ顔するんですよ。隠して他の美人を作らないようにするんですよ。だけど、みな実さんは努力でちゃんと綺麗になったよっていうのを見せてくれるから、夢を与えてくれるというか」
美容に関する機会の平等。生まれを努力が逆転しうるとされる世界への誘い。それがあくまで「夢」であるとあんりは注釈を入れているけれど、あたかも平等な機会が開かれたような感覚をもたらしてくれるところに、田中が支持される理由があるとの分析だ。そう言われると、そんな気もしてくる。
さて、“嫌いな女子アナ”から“好きな女子アナ”へと世間の評価が逆転したように見える田中。彼女は自身の人気について改めて次のように自己分析する。
「こうやって持ち上げて持ち上げた結果、テレビの人ってすぐ落とすじゃないですか。勝手にぶりっ子から急に人気者になったみたいな感じでもてはやして、今度また地に堕ちたみたいに言うんでしょ?」
田中いわく、「たぶん、女優業みたいなので視聴率が悪いとかで、急にまた叩かれ始める」。また、「34歳独身で、なんかちょっと不幸そうっていうのも、きっと女性から好かれてる理由なんだと思う」とも語る。
同様の発言を、田中は他の番組でも繰り返してきた。ここで彼女が言うように、「ちょっと不幸そう」なのが田中の女性人気の理由のひとつなのかどうかは、よくわからない。けれど、「ちょっと不幸そう」なのが女性人気の理由ひとつだと本人が客観的に語ることが、それを「女性同士のいつものやつ」「冷静に見えている」と安易に受け止める男性からの評価につながっていたりするのかもしれないとは感じる。
石井亮次「(有吉の)芸人としての第一歩を見送ってる?」 東国原英夫「そういうことですね」
4つ目、5日の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!』(TBS系)。流しっぱなしにしていたテレビで、夏目三久と有吉弘行の結婚の話題が取り扱われていた。
その中で、コメンテーターとして出演していた東国原英夫が、現在は家族の形にもいろいろあるのだから、この件をあまりにも祝福するのは未婚者などを傷つけてしまうかもしれない、というようなことを言っていた。加えて、猿岩石時代の有吉のユーラシア大陸横断のスタートを、香港から見送ったのは自分だと語り始めた。司会の石井亮次が「芸人としての第一歩を見送ってる?」と問いかけると、東国原は「そういうことですね」と真顔でひと言。
有吉の芸人としての第一歩を見送ったとか、あまりに堂々とした大言壮語に驚いたけれど、たぶん、真顔で言うことで「これはあえて言ってる冗談ですよ」の余地を残しているのだと思う。なんだかな。
情報番組とも報道番組ともワイドショーともバラエティともつかない番組と東国原は、そのどういう文脈にも乗り換えられるスタンスにおいて一致している。
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