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『ラヴィット!』、早くも窮地で“大幅テコ入れ”か?「川島が地味すぎてCMが取れない」

『ラヴィット!』、早くも窮地で大幅テコ入れか?「川島が地味すぎてCMが取れない」の画像1
TBS系『ラヴィット!』公式サイトより

 今年の4月から新番組スタートやリニューアルなど活気づいている朝の情報番組。その中でも、22年間続いた『とくダネ!』の後を継いだフジテレビ系『めざまし8』と、『グッとラック!』 の後釜となるTBS系『ラヴィット!』は、早くも窮地に立たされているという。

「麒麟の川島明さんをMCに抜擢した『ラヴィット!』は、ニュースを扱わないという新しい形の朝の情報番組として、比較的若い層をターゲットにスタートしましたが大失敗。新型コロナをはじめ、大きなニュースが多い昨今で、全く視聴者を獲得できずに1%台の平均視聴率の日もあるほどに低迷しています」(民放関係者)

 そして、同じく期待されながらも低迷しているのが『めざまし8』だ。

「『めざまし』ブランドで早朝から視聴者を囲い込みたかったのですが、『8』だけは低迷しています。主婦に人気が高い谷原章介をMCに抜擢しましたが、永島優美アナとの相性も悪い印象です。コロナ報道でいまだに調子がいい『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)には視聴率で倍近く離されることもあり、正直、『とくダネ!』とあまり変わらない視聴率となっています。谷原さんを起用して、社運を賭けて取り組んだ番組だっただけに、制作スタッフは暗い雰囲気になっていますよ」(民放関係者)

 両番組共に視聴率は振るわないのだが、特に問題なのが『ラヴィット!』だという。

「すでに、番組リニューアルやMCである川島のクビも囁かれ始めています。というのも、この番組はTBSが目玉として改変した番組で、進行役の女子アナにもエースの田村真子アナを投入している。失敗できない番組と言われていたんです。視聴率の悪かった『グッとラック!』よりは数字も良くなるだろうと言われていただけに、現在の低迷は許されない状況。バラエティ路線で差別化を図るはずだったのに、すでにニュースも扱ったほうが良いのではないかと会議で議論されているようです。また、今更ながら、川島が地味すぎてCMも取りづらいと言われているようです」(民放関係者)

 さらに、直前の時間帯に放送されている『あさチャン!』(同)が今年9月改変のタイミングで打ち切りを決定したことも、今後の方向性を狂わせることになるという。

「『あさチャン!』が打ちきりになることは、『ラヴィット!』のスタッフには直前まで知らされていませんでした。『あさチャン!』の代わりとなる番組ですが、まだ何も決まっていないとか。なんでも『あさチャン!』の打ち切りは、有吉弘行と結婚したばかりの夏目三久が『妊活のため降板したいと言い出したのが原因だそうです。夏目の所属する田辺エージェンシーには半沢直樹でおなじみの堺雅人がいますし、TBSもワガママを飲み込むしかなかった。現在、『あさチャン!』の後番組はこの時間帯にないバラエティ路線にしようという案もあり、そうなるとコンセプトが被る『ラヴィット!』は方向性を変えないといけなくなります」(民放関係者)

『ラヴィット!』と同じく『めざまし8』にもリニューアルの話が出始めているという。

「『めざまし』という冠をつけている番組ということもあり、幹部からは『最低でも同時間帯2位、2桁視聴率』を命じられています。正直、今のままでは『スッキリ』の背中も見えない。谷原さんを起用したことでCMは入りやすくなったのですが、とにかくコメントがつまらなく失敗しないように無難にこなそうとするのでミラクルが生まれないんです。このままでは視聴率が取れないことはハッキリしているので、新たに芸人を使って3人体制でのMCに切り替えて、谷原さんはお飾りで出演しているだけにしようと計画されているとか。MCに候補の芸人にはカズレーザーや、田村淳の名前も上がっているようです」(民放関係者)

 両番組共に夏を過ぎたあたりにはガラリと内容が変わる予定だと言うので、楽しみに待ちたい。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2021/04/12 08:00
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