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アンジャッシュ児島“じゃない方”から救ったバナナマン設楽を恩知らず放置で再び説教?

アンジャッシュ児島じゃない方から救ったバナナマン設楽を恩知らず放置で再び説教?の画像1
写真/GettyImagesより

 3月20日に、自身の半生を綴った初のエッセイ本『俺の本だよ!!』(世界文化社)を出版したお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が、ORICON NEWSのインタビューに答えている。

 相方の渡部建の陰に隠れ、長らく“じゃないほう芸人”だった児嶋がブレイクしたのは、ポンコツでいじられキャラへと芸風を変えたことがキッカケ。「児嶋だよ!!」のフレーズはお馴染みだろう。インタビューによれば、この“キャラ変”は、芸人仲間の「コジは天然でバカなのが面白いんだから、普段のままでいけばいいんだよ」というアドバイスの賜物だという。

「所属するプロダクション人力舎の養成所・スクールJCA1期生の児嶋は、所属芸人のリーダー的存在。そんなこともあって、当初は“デキる男”のイメージでした。アンジャッシュもスタイリッシュな芸風でしたしね。その後、渡部だけがピンでの露出が増え、活動が行き詰まっていた児嶋に芸人仲間の助言があったというわけです。児嶋は、インタビューで名前こそ挙げていませんでしたが、この芸人仲間というのがバナナマンの設楽統です」(お笑いに詳しい芸能ライター)

 設楽は2008年、相方の日村勇紀とパーソナリティを務めるラジオ番組『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)のポッドキャストでゲストだった児嶋に対し、「コント師は二度ブレイクしなくてはいけない」と発言。今の児嶋は岐路に立っており、二度目のブレイクがあるかどうかの大事な時期だと断じた。そして相方の日村を引き合いに出しながら、そのためにはプライドを捨てて素の自分の面白さを前面に出すことだと、真摯な口調で児嶋にアドバイスした。

「設楽によると、児嶋の一度目のブレイクはコントで演じてきた“男前キャラ”で、二度目のブレイクを果たすためには、彼本来の“天然キャラ”を受け入れなければいけない、ということです。バナナマンの2人は若手の頃から児嶋と仲がよく、素の彼のダメっぷりを熟知しているからこそのアドバイスでしょう。湯船の中で放尿したり、牛肉と豚肉の区別がつかない味覚音痴といった、今でこそ公になっている、児嶋の奇行・奇癖を最初に言い出したのも設楽です。設楽のアドバイスを受けてからの児嶋の活躍は、ご存知の通りでしょう」(同)

 児嶋がピンでブレイクしたのはまさに設楽のおかげと言っていいわけだが、児嶋は設楽への恩義を忘れたかのような行動に出る。12年に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、児嶋は設楽の名前を出すことなく、自身の再ブレイクのキッカケを「自分の素を出すようにしたら、先輩たちがイジッてくれるようになったから」と発言。

「これに怒りを露にした設楽は深夜の生放送中であるにもかかわらず、ラジオ番組に児嶋を呼び出し、児嶋の恩知らずぶりを責め立てました。もちろん半分冗談なのですが、児嶋に『あのポッドキャストで人生が変わった』と認めさせました。しかし、そんな経緯がありながら、今回のインタビューでも設楽の名前を出さないんですから、やはり児嶋は根っからのポンコツなんでしょうね(笑)」(同)

 再び設楽の怒りを買って、ラジオで“公開説教”される児嶋の姿が目に浮かぶようである。

 

 3月20日に、自身の半生を綴った初のエッセイ本『俺の本だよ!!』(世界文化社)を出版したお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が、ORICON NEWSのインタビューに答えている。

 相方の渡部建の陰に隠れ、長らく“じゃないほう芸人”だった児嶋がブレイクしたのは、ポンコツでいじられキャラへと芸風を変えたことがキッカケ。「児嶋だよ!!」のフレーズはお馴染みだろう。インタビューによれば、この“キャラ変”は、芸人仲間の「コジは天然でバカなのが面白いんだから、普段のままでいけばいいんだよ」というアドバイスの賜物だという。

「所属するプロダクション人力舎の養成所・スクールJCA1期生の児嶋は、所属芸人のリーダー的存在。そんなこともあって、当初は“デキる男”のイメージでした。アンジャッシュもスタイリッシュな芸風でしたしね。その後、渡部だけがピンでの露出が増え、活動が行き詰まっていた児嶋に芸人仲間の助言があったというわけです。児嶋は、インタビューで名前こそ挙げていませんでしたが、この芸人仲間というのがバナナマンの設楽統です」(お笑いに詳しい芸能ライター)

 設楽は2008年、相方の日村勇紀とパーソナリティを務めるラジオ番組『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)のポッドキャストでゲストだった児嶋に対し、「コント師は二度ブレイクしなくてはいけない」と発言。今の児嶋は岐路に立っており、二度目のブレイクがあるかどうかの大事な時期だと断じた。そして相方の日村を引き合いに出しながら、そのためにはプライドを捨てて素の自分の面白さを前面に出すことだと、真摯な口調で児嶋にアドバイスした。

「設楽によると、児嶋の一度目のブレイクはコントで演じてきた“男前キャラ”で、二度目のブレイクを果たすためには、彼本来の“天然キャラ”を受け入れなければいけない、ということです。バナナマンの2人は若手の頃から児嶋と仲がよく、素の彼のダメっぷりを熟知しているからこそのアドバイスでしょう。湯船の中で放尿したり、牛肉と豚肉の区別がつかない味覚音痴といった、今でこそ公になっている、児嶋の奇行・奇癖を最初に言い出したのも設楽です。設楽のアドバイスを受けてからの児嶋の活躍は、ご存知の通りでしょう」(同)

 児嶋がピンでブレイクしたのはまさに設楽のおかげと言っていいわけだが、児嶋は設楽への恩義を忘れたかのような行動に出る。12年に出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、児嶋は設楽の名前を出すことなく、自身の再ブレイクのキッカケを「自分の素を出すようにしたら、先輩たちがイジッてくれるようになったから」と発言。

「これに怒りを露にした設楽は深夜の生放送中であるにもかかわらず、ラジオ番組に児嶋を呼び出し、児嶋の恩知らずぶりを責め立てました。もちろん半分冗談なのですが、児嶋に『あのポッドキャストで人生が変わった』と認めさせました。しかし、そんな経緯がありながら、今回のインタビューでも設楽の名前を出さないんですから、やはり児嶋は根っからのポンコツなんでしょうね(笑)」(同)

 再び設楽の怒りを買って、ラジオで“公開説教”される児嶋の姿が目に浮かぶようである。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/04/10 16:00
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