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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > ポカリ新CMの歌声はBiSHアイナ?

BiSHアイナ・ジ・エンドの新プロジェクト? 大反響のポカリスエット新CM、歌声にも注目

大塚製薬公式YouTubeチャンネルより

 大塚製薬「ポカリスエット」の新CMが4月9日に公開され、謎のアーティスト「A_o」(エーオー)の歌声に注目が集まっている。

 9日に公開された新CM「でも君が見えた」篇は、映画を意識して制作されたようで、劇場映画のポスターを思わせるビジュアルも公開されている。2020年の「ポカリNEO合唱」篇も手がけた柳沢翔が監督を務めており、“主演”に選ばれたのは19年の映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』への出演などで知られる15歳・中島セナ。今回の新CMは、全長85メートルの巨大な舞台セットを組んでCGなしで撮影された映像の世界観や、中島の美少女ぶりが話題を呼んでいるが、“主題歌”とされる「BLUE SOULS」を提供したA_oにも注目が集まっている。

「A_oはCM公開に合わせて公式サイトやSNSなどを一斉に立ち上げていますが、具体的な情報はなく、2人組ということ以外は明らかにされていません。しかし、その歌声を聴いた人たちからは『アイナちゃんだよね?』といった感想が多く上がっています」(エンタメ誌ライター)

 「楽器を持たないパンクバンド」BiSHのメンバーとして知られるアイナ・ジ・エンドは以前から歌手として高い評価を得ていたが、今年から本格的にソロ活動を始動。2月には自ら全曲の作詞作曲を手がけた初のソロアルバム『THE END』を発表し、東京国際フォーラム ホールAなど全国3カ所でソロツアーも敢行した。

 アルバム発売の1カ月後には、テレビ東京系ドラマ『アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~』のオープニング曲「誰誰誰」も含むEP『内緒』を発表し、『JAPAN JAM』『VIVA LA ROCK』などの音楽フェス出演も続々と決定するなど、ソロ活動への注力が目立っている。

「ハスキーボイスと特徴的な歌いまわしからして、多くの人がアイナと確信していますが、CMのYouTube公式動画では一時『使用楽曲の詳細』が公開状態になっていて、『アーティスト』欄にアイナ・ジ・エンドの名前が出ていたりとネタバレ状態だったんですよね(笑)。

 なお、アイナと一緒に名前が出ていたのはROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)。三船雅也が率いるインディフォーク・バンドで、今年1月には、テレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』の年間ベスト企画で蔦谷好位置が『極彩|IGL(S)』という曲を2020年の1位に選んだことでも注目を集めたばかりです。

 ポカリスエット公式や柳沢監督のTwitterでは、演技指導を担当したダンサーのyurinasiaがセットで踊っている映像も公開されているのですが、そちらのBGMは男性ボーカルのバージョンになっており、『ROTHだ!』という声も出ています。楽曲の『ライセンス所持者』欄にはROTH BART BARONが現在所属するSPACE SHOWER MUSICの名前もありました」(音楽ライター)

 謎めいた2人組、A_oの詳細については後日発表になるとのことだが、ネット上では早くも、アイナとROTH BART BARONによる異色のプロジェクトだとして「このコラボはヤバい」と盛り上がっている。Twitterでは「ポカリのCM」がトレンド入りするなど、この新CM自体がすでに大きな反響を巻き起こしているが、A_oの正体がいつ発表されるのか楽しみだ。

加賀美ジョン(音楽ライター)

洋邦問わず、音楽にまつわる編集・ライティングで十数年。クレジットを眺めるのが趣味。

かがみじょん

最終更新:2021/04/09 21:00
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