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2021年のお笑い賞レース 有力候補は東京で売れる「ニッポンの社長」と大阪で売れる「オズワルド」

2021年のお笑い賞レース 有力候補は東京で売れる「ニッポンの社長」と大阪で売れる「オズワルド」の画像1
吉本興業公式プロフィールより

『キングオブコント2020』で初めて決勝に進出、ケンタウロスとミノタウロスのコントを披露し衝撃を与えたニッポンの社長。活動拠点は大阪が、最近では東京のバラエティ番組に多く出演している。

『有吉の壁』(日本テレビ系)、『アメトーーク』(テレビ朝日系)などのストロングスタイルなお笑い番組はもちろん、日本テレビ系コント番組『コントミチ 笑う心臓』にも出演した。

「コントも漫才もやるコンビですが、いわゆる正統派ではなく、独特なセンスのネタが持ち味。ベタなノリが好まれる大阪よりも、東京にフィットするタイプの芸人でしょうね。今後はもっと東京での仕事も増えるだろうし、今年の『キングオブコント』も有力候補ですね」(お笑い事務所関係者)

 その一方で、東京吉本所属のオズワルドは、大阪での仕事が増えているという。

「大阪のお笑い界はとにかく『M-1ファイナリスト』が好きなんですよ。オズワルドの漫才は“東京スタイル”なんて言われますが、それでも2年連続M-1ファイナリストだということで、大阪に呼ばれる機会が多い。また、マヂカルラブリー、おいでやすこが、見取り図、ニューヨークといったあたりのファイナリストはいま東京の番組に出ずっぱりで、スケジュールが取れないので、比較的ヒマなオズワルドが大阪に呼ばれることが増えているんです」(同)

 そんなオズワルドは、今年のM-1グランプリの優勝候補筆頭とも言われ始めている。

「ネタはとにかく面白い。オズワルドのスタイルもだいぶ浸透してきたので、より笑いが取りやすくもなっている。しかも、M-1への注目度が高い大阪での仕事が増えているということが、オズワルドの後押しにもなっている。本当に今年はオズワルドの優勝はありえますよ」(同)

 東京で人気のニッポンの社長と大阪で人気のオズワルド。この2組が、今年のお笑い賞レースでの注目株となりそうだ。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/04/10 08:00
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