菅首相「ワクチン接種→五輪開催→解散総選挙」の目論見はハズれ“ワクチン敗戦”へ
#週刊誌スクープ大賞 #福原愛 #菅義偉 #橋田寿賀子
長引き、続報続く、卓球“愛ちゃん”の不倫疑惑報道
次は文春から。かつての天才卓球少女は今、「愛なんてどこにもない!」と呟きながら、自分の名を呪っているかもしれない。
福原愛が夫の江宏傑(32)から受けた激しいモラハラに苦しみ、2人の子どもを台湾に置いたまま帰国したのは今年の元旦だった。福原が頼ったのは、6~7年前に食事会で知り合ったAという5歳年下の大手総合商社に勤めている男性だった。
横浜を歩いてみたいという彼女の希望で、Aは高級車を借り、中華街で仲良くシュウマイやクレープを食べ歩き、その日は横浜のホテルに泊まり、次の日は彼女の家に彼を招き入れて一晩を過ごした。
だが、2人の一部始終をなぜか「女性セブン」(小学館)がスクープし、「里帰り不倫」として掲載したのだ。
夫や台湾メディアからの激しい批判にも福原は、「彼を巻き込んでしまい申し訳ない」と彼をかばっていた。文春によれば、「Aさんとの関係は“火遊び”ではなく、真剣なものだったからだ」。だが、福原の友人たちは「Aの周辺から今回の“不倫情報”が出ているのではないか」と心配していたという。
早速文春が動いた。Aは総合商社勤務で年収1500万円と報じられたが、Aの同僚は「年収は800万円ほどで2年前までは社員寮暮らし」だったと話している。その甲斐あってか、今は家賃20万円以上の高級マンションに暮らし、シェアサイクルに載ってオフィスへ出社しているという。
3月27日土曜日。昼前にマンションから出てきたAは、近所のカーシェアスポットに向かった。コンパクトカーに乗り込み、一緒に出てきた小柄な女性も助手席へ。
Aの知人は、大学時代の同級生B子と付き合っていて、すでに籍を入れているはずだと話す。Aは福原に「彼女はいない」といっていたのに、既婚者だったというのだ。
文春がB子を直撃すると、突然の取材にもかかわらず驚きもせず、「彼から説明させます」と告げた。
Aは文春に対して、「福原と不倫関係はない」と否定したが、福原を知る卓球関係者は、Aは福原に電話して、「結婚はしてるけど、もう別れるから。妻とは別居しているけど、たまに家に来るんだ」と話したという。
たまに家に来る離婚寸前の妻でないことは、文春の描写を読めば分かる。文春にリークしたのは、危機を察知した妻本人か、彼女の友人ではないのか。
福原は4月の長男の誕生日までには離婚協議を本格化させたいと考えているようだが、夫の江からは、「子どもは渡さない」といわれており、親権を勝ち取るのは厳しいようだ。
幼い頃から卓球だけに打ち込んできた少女は、男を見る目を養うことなどできはしなかったのだろう。それとも、自分にはいつも「愛」がついて回ると過信していたのだろうか。
今週の最後は文春。ポストを始め、多くの週刊誌が、ワクチン接種の遅れを報じてきたが、今週の文春は、「菅首相はワクチン戦争に敗れた」と書いた。
なにしろ、主要先進37カ国が加盟するOECD(経済協力開発機構)の中で、日本のワクチン接種率は最下位の0.65%しかなく、イスラエルは60%越え、イギリスは44%、アメリカは28%、インドネシアの2.6%にも及ばないのだ。
これほどワクチン供給が遅れたのは、ここで何度も書いたので繰り返さないが、所管する省庁が縦割りで、当時の加藤勝信厚労相が当事者意識が薄く、ファイザー側との間で確たる契約を結んでいなかったことが原因である。
さらに加藤は2月9日の官房長官会見で、7回接種できる注射器を用意できずワクチン一瓶から5回分しか取れないことが発覚した時、「(ワクチンは)基本的に破棄される」と答えたことで、世界中、特にEU諸国から、ワクチンが足りない中、「日本では捨てるのか。それなら輸出する必要はない」という批判が噴出してしまったのである。
河野担当相は6月末までに約5000万人分以上のワクチンを確保できるといったが、これには「EUの承認が大前提」になるから、楽観はできないそうだ。
菅首相が描いているワクチン接種→五輪開催→解散総選挙という目論見が崩れっぱなしである。
案の定、緊急事態宣言を解除してから新型コロナウイルスの感染は急拡大している。大阪府の吉村洋文知事は4月1日、東京五輪の聖火リレーを大阪市内では中止すべきだといい出した。
菅は優先順位を明らかに間違えている。東京五輪など国民のほとんどができない、やるべきではないと考えている。経済再建はまだまだ先でいい。コロナ感染を止めるためだけに集中しろ。それができなければ即刻辞任せよ! それが国民の総意であるはずだ。(文中敬称略)
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